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「寝すぎは体に良くない」は本当?

こんばんは。夜10時を過ぎると眠くなるきぬくんです。
今回は、睡眠に関する(最新?)情報を学んだので、書いていこうと思います。
「睡眠時間をどの程度確保するべきか?」

という命題は一生向き合わないといけない問題だと思いますので、もし参考になれば嬉しいです。


最適な睡眠時間は7時間?寝すぎはダメ?

睡眠時間に関して、時折話題に挙がるのが、以下のような内容です。
「死亡率が最も低いのが睡眠時間が7時間の人で、それより短くても長くても死亡率が上がるという実験結果がある」

僕は昔からよく寝る人だったので、これを初めて読んだとき正直ショックでした(笑)。
と同時に、なぜそう言えるのか?と疑問を抱きましたが、その実験結果の原因についてはあまりよくわかっていないようでした。

寝過ぎはよくない、というわけではない

しかし、最近、睡眠を研究している柳沢正史教授の書いた記事を読みました。
そこでは、上記の実験結果に対して、以下のようなコメントをしていました。
「寝すぎは体に悪いわけではなく、すでに体に不調があるために寝ている時間が長く死亡率が高い。」

つまり、因果関係が逆(寝すぎが体に悪いのではなく、体が悪いから寝すぎ)ということです。
これを見た時に、個人的には大変納得をしました。
同時に、可能な限り睡眠時間を確保してやろう、とも思いました(笑)。

寝だめはできない

柳沢教授は、必要な睡眠時間を超えて寝ることはできない(=寝だめはできない)ことが実験からわかっている、とも述べています。
睡眠負債(睡眠不足)の返済はできるが寝だめはできない、ということはよく言われていますね。

結論:(可能な限り)沢山寝よう

これまでの内容をまとめると

  • 寝すぎて体に悪い、ということはなく

  • そもそも自身が必要としている睡眠時間以上に寝ることはできない

となります。
これを踏まえると、寝られなくなるだけ寝ていればよいということになりますね。
もちろん、日々の仕事や家事で忙しい中で、好きなだけ寝るということがどれだけ可能か、という問題はありますが。

今まで僕は、寝すぎを気にしていましたが、これを機に、今後は可能な限り沢山寝ようと思います(笑)。

今日もよく寝ます!ではまた!

参考文献:学士会会報No.964(2024‐1)

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