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絵を描くことが私に教えてくれた

4月が始まって最初の週末がやってきました。
4月から私も新生活が始まり、少しそわそわしています。
絵を描く工房がある作業所に通い始め、週2回工房で絵を描いています。
そんな私が感じたことを今回は文章で皆さんに感じてもらえたらと思います。


絵を描き始めたきっかけ。それは褒められたい。

元々絵を描くことが好きだった私。でも特別に上手なわけではありませんでした。
中学や高校の美術の授業評価もそれほど良くありません。
でも、どこかで「上手だね」と褒められたい。そう思いながら絵を描いていました。

次第に絵を描くことが嫌いになった時期。

「上手く描きたい」そう願って描く絵は自分が納得できない絵でした。
無理やり描かされているような絵でした。
次第に絵を描くことがプレッシャーとなり、絵を描くことが嫌いになりました。

絵を描く本当の目的を探し、見つけた答え。

絵を描かなくなって数年。心から絵を描きたいと思うまで離れてみました。
そして今年、また絵を描いてみました。
するとこんなことを考えたのです。
「絵は私が私自身と対話する時間なんだ」
私は他者とコミュニケーションをとることが苦手です。同時に自分自身とコミュニケーションをとることも苦手です。
絵を描くことで今自分が感じている想いや感情を投影していることに気づきました。
それこそが私にとって絵を描く本当の目的だと確信しました。

カクレクマノミ


絵を描くことで多くの人と対話したい。

絵は私にとって対話する手段です。
私の絵を見て「こう思った」「こういう感情を読み取った」と言ってもらえると、「人はこういう風に感じるのか」と人の気持ちを感じることができると同時にその人に「自分はこういう想いでこの絵を描きました」と伝えることで対話できるのです。
それが私にとってとても有意義で楽しい時間なのだと日々感じながら絵を描いています。

暖かな海の中で優雅に泳ぐジンベイザメ


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