「『創作論』…かどうかは判らない覚え書き」

何となく思うことなのだけれども


「世界の中心」
(現実的・具体的意味と、観念的・象徴的意味での両方で)
からは、
あまり「長いこと美しく光るモノ」は生まれず、

「辺境」でこそ、そういうモノが生まれる気がする。


これも常々感じるのだけれど、
「世界の中心」は常に動いていて
「『既存の』世界の中心」に安住した意識の下に創造されたモノは、
あっと言う間に「時代遅れのシロモノ」と化す。


(流行とは、始まりの時点で、既に終わりが予見されるモノ。

もっとも、それでも「力有るモノ」達は、
「時代遅れの時代」が過ぎた後の時代の人間に対して、
また別の、新たな輝きを投げ掛ける、…ということも、まあ無いでは無いのだけれども)


刺戟的なモノを創造し続けたかったら、
「逆張り」じゃないけれども
常に「辺境」に意識を向ける必要がある。


(毎度のことながら、多分に自戒…)



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