毎日更新したらこうなった:総括
10月は突然思い立って毎日更新をしてみた。
と言ってもストックはゼロ。半分下書きのまま放っておいた数本を書き直した他は毎日、真っ白な頭の中から何とかひねり出して書いていた。
毎日更新を始めたのは、ちょっと自分に負荷をかけようと思ったから。
これまでもひと月程度、毎日更新したことはある。そこでわかったのは、自分は日記的なものを何となく毎日書くことはできる、という事実だった。
手癖で書けちゃう、ってやつだ。書けちゃうけど他人が読んでもさして面白くない。商品として売れるような日記ではない。
今回はそういうのではなく、「読んでくださる方に何らかの情報を提供できるような、そんな文章を書こうと努力してみよう」と思った。
結果としてはどうなのかな。日記が半分くらいで、半分は何かの意見やら紹介やら、とりあえず読み手に何か情報を伝えようとして書けたかな。
情報を本当に相手が受け取ったかは謎だし、どの記事も売り物になるような内容とはとても言えないが。
終わって10日あまりたったので、このへんで10月分の、31の文章のビューやらスキやらをまとめて、どんな記事が読まれたか見てみようと思う。
1.1ヶ月どんなことを書いたか
最初はがんばろうと思ったにもかかわらず、既に2日目にネタ切れで日記を書いた。その後も何か書いては日記、日曜日が来ると安息日「ミニ日記」として短いメモ文章を書いた。初志が全然貫徹されていない。
ともあれ、ざっくりと書いた内容を4つに分けた。
ひとつは「日記」。これは今まで書いていたような毎日の出来事で、タイトルに【日記】と付いている。
ふたつ目は「企画」。これはよその企画に便乗したりお題をもらってきたり、といったもの。ハッシュタグを付ければ突然見に来てくれる人もいる。note公式の企画に乗ってハッシュタグを付けたものもここに入れた。
三つ目は「小説」。とはいうものの小説らしいものが書けたとは思わない。でもこれまではそれすら書けなかったからまあいいか。単なる短い情景描写がいくつかあり、タイトルに【小説】と付いている。
四つ目は「エッセイ」。毎日の出来事を書いたわけではなく、その折その折の考えや思いをまとめたもの。日々の出来事がきっかけになることはあるが、出来事そのものを書いたわけではないというところが【日記】と異なる。
これに申しわけ的な【ミニ日記】安息日というのが日曜ごとに4回。これらが10月に書いたすべてである。
2.ビュー数
ではビュー数はどうだったのか。
森野はそもそも読まれる方ではない。いつもの記事はなんであってもビューが200から300くらい、スキが20前後である。
ビュー数の少ない方から並べたのがこちら。
8日目に書いた「「小説の書き方」を学んでみた」がダントツであった。
ビューが1ヶ月で500を超えている。森野の書いたものでこんなに読まれるのはそれほどない。みんな小説の書き方で悩んでいるんだろうか。小説を書きたい人が多いのだろうか。
ついでに言うと、これを書いたあとは普段お付き合いのないかたがたがスキをして下さることが多くてびっくりした。
逆に少なかったのは「ミュージアムロードを行く(1)」で、138しかビューがない。これ、「(2)」もあって続き物なんだけど「(2)」の方は266と倍くらい読まれている。なんで(1)だけこんなに少ないのか謎である。トップの画像が地味すぎたのかなあ??
岩内と荒井記念美術館を紹介した記事で、ここすごくよかったのよ。みんな行くといいよ。ぜひ。
3.スキ数
スキ数もビュー数と似たようなものだが、多少違いがあった。
「「小説の書き方」を学んでみた」が63と突出して多いのはビュー数と同じ。あ、森野が書くものは20スキが普通で、50スキになると「大変多い」ということになる。5年noteを書いていて100を超えたのは3回くらいしかない。だから62というのはかなり多いのである。
ビュー数と違うところは、【小説】カテゴリーのスキが少ないことである。
まあそうだよなあ、掌編小説とも言えないような情景描写ばかりだったから。ここに書いたものはストーリーはほぼなく、起承転結もない。一場面での登場人物の心中を情景と一緒に描写した、ってだけで物語ではない。小説として成り立ってない。
それでもスキを推して下さる友人たちや、「がんばれよ」と背中を押して下さった見知らぬ読み手の皆様には深く感謝する次第である。
4.文章種別によるビューとスキ
日記は読まれない。
それがはっきりわかった。全然読まれないわけじゃないけど、他に比べたら読まれない。そりゃそうだよね、友人や似た境遇の人ならまだしも、まったく知らない類似性も乏しい他人の日常に興味が持てるかと言ったら持てないよな。
【日記】と付けたものと、「企画」便乗記事、「エッセイ」記事、そして【小説】を平均して比べてみた。
今回「企画」に入れたのは、note公式の「連続投稿チャレンジ」として投稿した「あすけんに叱られる」「本はその辺に積んであるのが普通」と、ヤスさんのお題を使わせていただいた「「チョイクセ」のある質問」の3記事である。
「企画」が強い。
やはりハッシュタグから来てくれる人、元々の企画主から飛んできてくれる人が多いのだろうか。
そしてタイトルに【日記】と付けると、そもそもあまり見られないことが何となくわかった。そうなのかー
スキはどうかというと、
企画のスキは多い。
同じ企画に参加して親近感を感じてもらえたのだろうか。
そして露骨に小説のスキが少ない。ビューはさほどでもないのに、やはりちゃんとした物語のある小説でないとそりゃあ評価はしないよなーと改めて納得した。
5.前半と後半ではどちらが読まれるか
次に10月を15日で前半と後半に分け、ビューとスキを比べてみた。
前半は比較的よく読まれる。後半になると読まれない。連動してスキも少なくなる。
では三分割したらどうなんだろう。1~10日と、11~20日、21~31日の3つに分けて平均ビューと平均スキを比べてみた。
なんだか最初の3分の1がよく見られていた。ビューの平均がそこだけ高い。まあ最初の10日間の中で8日目にものすごく読まれた(当社比)「「小説の書き方」を学んでみた」が入っているのでそのせいかもしれない。
中間の10日間と最後の10日間はほとんど変わらない。
6.驚いたこと:フォロワーさんが増えた
最後に本当に驚いたことを書いておく。
毎日見ていると、ぼつぼつと新たにフォローして下さる方が表れるのだ。マジ? どこが気に入られたのですか?
10月ひと月で18人もの方に新たにフォローしていただいた。実はビューやスキはもう増えなくても、フォローは11月に入ってからもボチボチされており、さらに数名のフォロワーさんが増えている。
ありがとうございます~~~!
こんなことは予想もしていなかったので大変驚いている。
うれしいな。どうぞよろしく!
コメントなども自由にお書き下さいね。フォローして下さった方のところにもこれからお邪魔いたします。
まとめ
てなわけで、10月に毎日更新をしていろんなタイプの記事を書いたら、
小説関連記事はよく読まれるが、上手な小説でないとスキは付かない
日記はどっちかというと読まれない
最初は良く読まれるが後半は読み手は増えない
でも新しいフォロワーさんが増えたりする
ということがわかった。
それでも、1つの記事に平均して200くらいビューがあると言うことはそれだけ表示されてるってことで、実際に読んでくれた人も100人くらいはいるだろう。ありがたいことである。
当初の目的、「読んでくださる方に情報を提供できるような」文章はとてもじゃないけど遠かった。だけどこれからも、自分が書きたいものだけでなく、もっと読まれやすい、何かを伝えていく文章について考えていろいろ書いていきたい。
読んでくださった皆さん、ありがとうございました。