【Vol.32】自分らしく生きること

1月に入社したライフイズテックから、
創業3年目を迎えたhomieへと籍を移すことになりました。

ちょっとその辺りに至る思考の背景を整理しておきたいと想います。

「楽しくなけりゃ仕事じゃないじゃん」

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昔、ショムニというドラマで江角マキコさんが言っていたセリフで、
母が気に入ってよく使っていました。

昔からその言葉を聞いていたので、
「楽しくなけりゃ仕事じゃないじゃん」ってのが刷り込まれていた。

ただ、仕事を始めてみると、
”楽しい仕事”があるんじゃなくて、”自分がその仕事を楽しめるかどうか”
なんだということに気づいた。

なぜなら、本気でやればやるほど、レベルアップをしたい、もっと良くなりたいって思うし、プレッシャーもかかったり、苦しい瞬間も出てくる。

その過程を楽しめるか・楽しめないか。そして、楽しんでいる自分が普通になると、「仕事楽しい〜!!」ってなるんじゃない?というのが僕の持論です。

だからこそ、魂込めて仕事をしてみる。っていうことが必要で、それができて初めて、「仕事が楽しい」境地に行けるんじゃないかなと想います。

ビジョンに共感し、プログラミングというものに対する可能性に期待し、飛び込んだ世界は、知らないことだらけで、初めて見る世界は、本当に魅力的だった。

とにかく、労働時間でいうと一番働いていた。深夜まで働いて、土日もほぼ使ってた。でも、没頭していたというよりは、水面に出ようと水の中でもがいていたのに近い。

でも、どこか自分を殺して仕事をしている時間が多かった。そして、自分は”場違い”だということに気づいた。

自分らしくいられる瞬間

昔から、僕には自分らしくいられる場所が少なかった。
自分が自分らしくいられる空間は、自分が憧れている場所とは違う。

クラスの中心にいたいと思って無理したり、仲良くしたいと思っている友達に合わせて無理したり。周りの目を気にして、自分を着飾ること、作ることをして生きてきた。

正直、この生き方、かなり苦しい。

そんな中で、社会人になって、自分らしくいられる瞬間を見つけた。
それは、営業としてお客様と対峙しているとき

自分たちの商品・サービスを”売る”ことに目が行き過ぎた時期もあったけど、途中から、「この人のために、何ができるのだろう?」と考えるようになってから、お客様から”必要とされる”存在になれているような気がした。

というより、自分を必要としてもらうためには?いなきゃ困ると思っていただくためには?を常に考えながら「自分に何ができるのだろう?」と考えるようになっていった。

そうすると、社内でも評価していただけるようになって、みんなが凄いって言ってくれて。この成果をもっと出したいなーという思いから、もっとお客様のことを知ろうと思ったり、役に立てるレベルをあげようと勉強したりし始めた。

正直、売上なんてどうでも良かった。自分が担当しているお客様が、どうやったらHappyになるのか?そこに自分がどう役に立てるのか?自分なら、自分たちが持っているアセットを使うなら?を考え続けたら、ご発注をいただき続けられるようになった。

僕にとっては、これが営業の本質。

お客様にとことん向き合う、理解する、何ができるかを考える。
その人にとってハッピーな状態に導くためにあらゆる手を尽くす。

もちろん、「めんどくせー!」「やりたくねー!」と思うこともあるけど、
それでも、喜んでくれたり、良かったよ!って言ってくれたり。
そんな結末があることが分かってるから頑張れる。

自分にとって、営業という仕事は天職だと思っていた。

結局、どこまで行っても僕は営業だった

なのに、”マーケティング”というものの面白さに心酔して、森岡さんや元P&Gの人達にあこがれて、マーケティングという職種をやってみたいって色気が出た。

そして、営業という職種から離れることを試みた。
けど、やっぱり自分が憧れる場所と自分らしくいられる場所は違った。

そんな中でも、顧客接点の中で、お客様と話をすること、お客様と向き合うこと、目の前で喜んでくれること。これが最高に楽しかった。

そして、僕はどこまで行っても営業だし、営業をマーケティングする。
っていうMissionからは抗えない
のだと思った。

っていうか、
”僕が想う営業の概念”を1人でも多くの人が理解して実践してくれたら、
笑顔総量の極大化のためにもつながるんじゃないか。と思った。

だから、マーケティングを活用した自分式の営業を突き詰める。
Everything is Marketingという概念を引き続き大事にしながら。

そこに対して一生懸命向き合って、ぶつかって化学反応を起こしながら仕事ができる環境。そんな環境で好き勝手、大暴れするのが一番自分らしい。

一度しかない人生、自分を殺して生きるなんて勿体なさすぎる。
という訳で、お騒がせしておりますが、もう一度自分らしく大暴れしてみたいと思います。

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