ウクライナ情勢について
ここではめったに書かない世界情勢の事を。左がウクライナ、右が台湾。
友人Nとラインで会話した内容をここに落とします。
---toきのこ
露助の攻め込むタイミング凄いね。笑
---toN
え!?きた?
チェックするわ!
---toN
チェックした。
こわーーい。今まさに厳戒体制だね(22/1/24)。
米軍は台湾防衛があるから、ロシアがウクライナ侵攻しても動かないという力学があると思う。つまり、ロシアにとってはまさに今が絶好のタイミング!!
ただ。
攻め込んだら経済制裁でドル使わせないって言ってるから、ルーブル暴落→貿易出来なくなる公算が高く。
2014クリミア併合の時みたいに、それでも<いっちまえ!>っていう気概がプーチン選手にあるかどうかが、いままさに見どころとなっていますね。
これでイッたら、大したもんだよね。
一方のバイデンは、台湾に注力したいから軍は割かずに、外交でロシアを片付けたいし、多分それができると思う。
---toきのこ
バイデン選手のスピーチ、米国内景気の悪化、民主党の内部分裂等々も加味しての強気な侵攻かと。
---toN
スピーチって、ウクライナ侵攻の大小に応じて、バイデン選手が対応をかえるニュアンスを匂わせて、ゼレンスキーさんが渋いツイートした件のやつですか。
アレはヘタうったなという印象は拭えませんね。
サキ報道官の必死のフォローが涙を誘いました。
アフガン撤退の時もそうだったけど、バイデン選手はちょっとツメが甘いところがありますね。
いずれも大戦略上は正しい判断をしていると思うんですけど、蟻の穴から堤も崩れるといいますし、大国のリーダーとしては慎重にプレーして欲しいところです。
◆
景気に関しては、コロナ景気対策による財政出動の結果のインフレ→金利上昇に端を発していますから、どちらかといえば「対策が正しかった」という証拠なのかなと思っています。
(なんなら日本もインフレになるくらい財政出動して欲しい:この辺は僕ももう少し勉強が必要)
金利上昇にともない当然株価はダダ下がりですが、今後また株価は上昇し始めるのじゃないかな…
それとも別要素で下降するのか…注視しなければと…
◆
民主党の内部分裂についてはわたし知りませんでした。
自分の巡回している情報網にはあまりその情報はありませんでしたので、知りたいところです。
分裂と言えば自民党(日本)の分裂が気になるところです。
(岸田さんと安倍さん、林外相起用をめぐる冷戦)
◆
いずれにしてもおっしゃる通り、プーチン選手が強気なのは間違いがないですね。
ウクライナ内部では、ロシアの工作があると聞きます。
親露のヤヌコービッチ派の人が大統領になるように、とロシアの工作がある(英外務省が異例の発表)ので、ウクライナに親露新政権樹立という筋書きもあります。
もし、それが失敗したらプーチンによるウクライナ侵攻は実現するかもしれません。
そうなれば、中国の台湾侵攻に備えて米軍は動きません。
しかしNATO軍はどうなんでしょう。引くに引けないので、NATOvsロシアの対戦カードはあるかもしれません。
これはもう、なし崩しでww3に突入です(かもしれない)。
ゼレンスキーさんには気の毒だけど、NATOと米国の現実的な選択として、ww3開戦よりは、ヤヌコービッチ派の親露政権樹立させるという選択をする可能性もあるのではないでしょうか。
こうなればクリミアの時みたいに、ロシア国内は大盛り上がりでしょう。
こんなシナリオ、面白くないですけどね。
ここまで折り込み済みで、プーチン選手はウクライナにコナをかけているんだろうと思います。
いずれにせよ、ウクライナ政治工作の行く末を見守りましょう…
きっと水面化でバッチバチですよ。