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逆風に立ち向かう人には、チャンスが来る

ニュースを見ていたら、出版社にとって死活問題な内容に驚きました。


大手コンビニストアの一部で3月から雑誌の販売が終了します。

インターネットの普及や、2024年問題によるコンビニ向け配送事業の赤字が慢性化が背景です。

たしかに、コンビニで雑誌を最後にいつ買ったか覚えてません。

むしろ、新聞・雑誌を見る機会が減ったと感じます。

若者を中心に雑誌や新聞などの「紙メディア」離れは止まりません。

例えば、朝の通勤時。

10年前は多くの人が新聞を広げていましたが、現代で半数以上はスマートフォンを眺めています。

これは、出版業界にとって明らかな逆風です。


企業に限らず、個人にも逆風は訪れます。

本来、順風満帆のままが理想ですが、上手くいかないのが人生です。

☑何をやってもうまく行かない
☑逆風に焦りを感じてしまう
☑未来が予測できないので、行動にうつれない

今日は「逆風に立ち向かう」をテーマに深掘りします。

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逆風でも爆増する雑誌

調べると、購読者数を順調に伸ばしている雑誌がありました。

それが、日本で一番売れている雑誌「ハルメク」です。

シニア女性向けの月刊誌で、2017年には15万部でしたが、そこから3倍以上の販売部数を記録しています。

ハルメクは、書店やコンビニで販売されていない定期購読誌です。妻に聞きましたが、やはり存在を知りませんでした。

では、ハルメクの魅力とは何なのでしょうか?

それは、「顧客の理解」です。

ハルメクの代表である宮澤孝夫社長は、この成功の背景についてこう語っています。

当社は社内にシンクタンクも持っています。時間がある、孫が大好き、美容に関心がない、恋愛なんてしない、割引になびきやすい――。月4000枚に及ぶ顧客からのはがきや月2万件のお客様センターへの声、年48回の座談会などの生の声を基に、思い込みを捨てたことで、事業が大きく成長に転じたと実感しています。

日経ビジネス「週刊文春の2倍売る「ハルメク」 シニア女性の潜在ニーズつかむ」


思い込みで判断しては読者の共感は得られません。


例えば、「認知症に関心があるのは高齢者」も思い込みです。

実際にハルメクが行った調査では、認知症に関心が高かったのは、高齢者よりも50代層だったそうです。

認知症になる親や近所の人を見て、自分の将来に不安を感じて関心を持つそうで、生の声を聞いたことで得られる視点です。


営業にも活かせる話です。

・空気清浄機を買うのは、汚れた空気を気にする人だけ
・車を買うのは地方に住むから
・スポーツ好きじゃなければ、サッカーは見ない

固定概念によってチャンスを逃すこともあるので注意しなければなりません。


文章が活きる時代


noteに対しても、固定概念を抱いていた部分があります。

SNSはより短文の方向、YouTubeやTiktokで動画が見れる時代に果たして文章の需要はあるのだろうか。

僕も読書が苦手だったし、長文は疲れると感じていました。

YouTuberの”かじえり”こと梶恵理子さんは、インフルエンサーに求められていることを考えブログを再開したことを綴りました。

「私にとってブログの需要は 伝えたいことが細部まで文字として伝えられるところ その人の考えがしっかりわかるところ バズりを気にせず素直な気持ちを綴れるところ 他者の情報で目移りしないところ」

梶 恵理子オフィシャルブログより

短文で読みやすいのがSNSのメリットです。

一方で、誤解を生みやすかったり、発信者の人物像が見えにくい部分が弱点です。情報が溢れすぎて疲れると思いませんか。

伝えたいことが細部まで伝えられるのは、noteやブログのように文字数を気にせず文章化して発信できるツールのメリットです。

そのために、自分の言葉で伝えることが肝要です。


noteに新しい人が参入してくる時代です。

読まれないと思わず、自分の声を発信していく。
逆風に負けず、逆風をチャンスだと思いながら発信しつづけます。

今日もありがとう。
それじゃぁ。

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ナカヤマシュン
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