『とくなが法』を試してみた
ばね指で悩んでいる皆さま、どのように付き合っていますか。
私は、ばね指に悩まされてから季節を3つ跨いだ頃に、東京女子医科大学 整形外科 手肘関節グループのホームページで、『とくなが法』というストレッチ療法を見つけました。
試しにやってみると、自分に合っている気がしました。
同じようにお困りの方が、このとくなが法で良くなったら良いなぁと願っています。
どんなストレッチ?
写真のように、母指球と指腹でウッドブロックを握る運動と、反対の手で中指を持って反らせる運動をするだけです。
素人の私が説明するより専門の方の説明の方が良いと思うので、このリンクをクリックするか、ご自身で『とくなが法 ばね指』等で検索して、詳しいやり方を把握後、もし良さそうだと思ったらぜひ試してみてください。
ウッドブロックは、近所の100均を数軒回り、自分の手の大きさに合うものを購入しました。
このストレッチの動きは、痛みが増えない方向の動きで、腱の引っ掛かりが弱まる感覚があり、このストレッチが自分に合うと感じました。
効果の程度は?
まず、初めてやってみたとき、10秒程度ずつを1セットとして数回やるだけで、腱の引っ掛かりが弱まる兆候を感じました。
一方、調子に乗ってやりすぎると逆に手に負担だったような感じもあり、数セットを1回として、1日に数回~10回程度で様子を見ながらやりました。
ちなみに私は、本格的に『とくなが法』を試そうと思った段階で、整形外科で2回目の腱鞘内ステロイド(ケナコルト-A)注射を受けています。
ストレッチだけの効果と比較することはできませんが、私の場合は、1回目の注射後より、明らかに手指の違和感が少ない状態が続きました。
そして、注射1ヶ月後には全く違和感なく手指が使えるようになったため、一旦は、このストレッチも卒業しました。
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ところが、2回目の注射を受けてから4ヶ月経った頃、注射の効果が薄れてきたようで、また早朝の違和感を感じ始めました。
以降は『とくなが法』ストレッチを毎日続けています。
今のところ、このストレッチで違和感や痛みがマシになります。この状態で留まれるなら、私の場合、再度のステロイド注射を必要としないです。
エクエル(エクオール*)も毎日4粒ずつ継続して飲み続けています。
併用して効果があるなら、無料でできるストレッチはお勧めだと思います。
このまま騙し騙し手指の機嫌を伺いながら、付き合っていけたら良いなぁと願っているところです。
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ところで。
私は右利きなのですが、何故か左手が腱鞘炎になります。
産後もまず左手が腱鞘炎になり、その左手を庇ったためか、続いて両手が腱鞘炎になりました。
よく使う手が腱鞘炎になるものとばかり思っていたので、びっくりです。利き手ってあまり関係ないんですね。
ばね指について、もし何か良いアドバイスがあれば、コメントで教えていただけると嬉しいです。
読んでくださりありがとうございました。