きんくま 3月28日~4月1日 損益実績と投資戦略
こんにちは、きんくまです( @KINKUMACH )
様々な記事がある中、きんくま週次報告をご覧いただきありがとうございます。
さて、3月28日~4月1日の損益実績は+1,002,167円となりました!
累計すると+6,809,682円となります。(含み益込みで+8,035,686円)
取引履歴と全てと損益グラフは以下のような形となります。
損益もウクライナ侵攻前の水準まで戻すことができました。
もうすぐで2022年の成績は無事プラテンし、ひとまずは安心です。
成果
✅ 週次損益 +1,002,167円
✅ 損益累計 +6,809,682円
✅ 含み損益 +1,226,004円
✅ 評価累計損益 +8,035,686円
先週末の段階から、100万円以上の利益確定できて、今週も先週に引き続き
1週間で100万円弱の資産のプラス達成です。イイ感じの成績です(*'▽')
一本調子であった株価上昇にも陰りが見え、S&P500の週次騰落率はマイナス0.06%!
先週考えていたとおり、株価は下落することに備えていたので問題ありませんでしたし、コモディティ(WTI原油)をトレードすることで利益を確保することができました。
4月頭からは、FOMCの議事発表とCPI(消費者物価指数)の発表という、相当に重大なリスクイベントがあるため、原則として指数系のロングは厳禁です。
ヘッジポジションを高めつつ取引していきたいと思います。
4月2日現在のポジション
✅米国VIブルETF(売) 3000枚
✅WTI原油(売) 6枚
✅天然ガス(売) 75枚
✅テスラ[TSLA](売) 10株
✅TRY/JPY(売) 400,000TRY
✅ZAR/JPY(売) 200,000ZAR
米国VIブルETFのショート3000枚は、基本的にガチホです。
これだけで140万円の含み益になっていますので、精神安定剤にもなっています。
*GMOクリック証券において、該当のETFは一度決済すると、規制により再度同じ枚数のショートポジションが持てないため
ただ現状、VIXショート(=S&P500の上昇)のポジションに大きく偏っていますが、来週からはじまるリスクイベントの株価下落に備えてテスラのショートでヘッジしています。
また、米国VI(VIX先物)のロングを持っていましたが、一旦決済してノーポジになっていますが、来週のオープンとともに米国VIのロングポジションを追加していく予定です。
あと、コモディティと為替が少々、という感じです。
損益の詳細
✅NASDAQ100 +440円
✅米国VIベアETF +242,512円
✅米国VI +39,939円
✅WTI原油 +722,876円
✅USD/JPY +800円
✅TRY/JPY -4,400円
✅ZAR/JPY -1,560円
合計 +1,002,167円
まず、レバレッジETFで逓減してしまうため、まずは米国VIベアETFを全数決済しました。先週と合わせて、64万円ほどの利益確定です。
WTI原油は116ドル台まで上がりましたが、短期的に120ドルまで上がることは無いという先週の戦略のもとにショートを積み増しして、下がったタイミングで順次決済していった結果、先週と合わせて85万円の利益確定です。
これはうまく波に乗れたのかと思っています。(^▽^)/
あと為替と指数系で少々遊んだ、という感じです。
特にUSD/JPYはせっかく暴騰⇒暴落のお祭りがあったのにもかかわらず、
うまく波に乗れず微益決済で終了。
ドル円とかポン円とかの先進国の為替は半引退ですが、いつか超短期トレード(スキャルピング)での復活はもくろんでいたりします。
トルコリラと南アフリカランドのショートはスワップでマイナスになっていますが、一応含み益になっています。これも遊びの範囲ですね(;'∀')
トレード戦略
きんくまが注目している直近のニュースのまとめと、株価・コモディティの展望について、以下①~⑤が挙げます。
これらをトレード戦略に組み込んでいきます。
株指数トレード戦略
まず株価の推移ですが、①のウクライナ状況の楽観により、ラリーが継続していたものの、③④より短期・長期いずれの展望も調整する見方が多いことから、ロングエントリーはしばらく静観となります。
一瞬だけNASDAQ100にスケベロングしましたが、冷静に考えてもっと下がるはずと考え、すぐに思いなおして微益のうちに決済。
結果的に、そこからNASDAQ100は一段と下げたので、この判断は正しかったのかな、と考えています。(;'∀')
さて、ここからどういう値動きになるのか、というのはなかなか想像しにくいものがありますが、きんくまは米国VIブルのショートを大量保持していますので、それをどう処理していくか、という点を考えていきたいと思います。
まず、VIXの先物を眺めています。
4月20日のSQまで3週間の間で、12.4%もコンタンゴをしています。
つまり、今後このS&P500が現状の株価を維持できればVIX先物は加速度的に下落することが期待できます(つまりVIXショートに相当有利な状況)。
したがって、このまま米国VIブルショート保持しておくと、毎日数万単位のコンタンゴ益が転がり込んでいるので、これは利益のためにもある程度保持していく戦略を取りたいと考えています。
ただ、先にも述べた通りFOMCとCPIというリスクイベントを挟んでいるので、何もせずVIX先物ショートを持っておくのは愚策です。
ここから株価調整することが大筋で判明しているという前提なので、VIX先物のロングと、NASDAQ100のショートでヘッジしていきます。
超長期的にはハイテク株は上がり続けると信じているので、気持ち的にはNASDAQ100の押し目を拾いたいですが、当初考えていた通り、ロングが入るとしても14000くらいを狙っていきたいです。
そこまでは、リスクヘッジのため、NASDAQ100はショートポジションをメインで考えます。
また、現在保持している米国VIブルETF 3000枚のショートポジションも直接的な対策が必要と感じているので、米国VIをロングしてカバーしていきます。
チャートを見ての通り、VIXは下落一方で底値に近付いてきています。
VIX指数が20を切り、コロナ後相場においても底に近い状態であるため、VIXがここから下がるという可能性がかなり低い状況です。
このため、現在保持している米国VIブルETF 3000枚のショートポジションも順次決済していきたいところなのですが、先にも述べた通り、規制により現在保持しているショートポジションは決済したら再度同じ枚数が持てなくなるため、決済かわりに底値の米国VIのロングを入れていきます。
価格を計算すると米国VIを250枚くらいロングすれば、米国VIブルETF 3000枚を全決済したのと同等になりますので、この割合を意識しながらロングを入れていく予定です。
*個別株や指数のショートでもヘッジする予定なので、最大でロングは100枚前後を予定
まとめると、株指数トレード戦略は以下の通りとなります。
個別株トレード戦略
今週は個別株にも手を出していきます。
とはいっても、NASDAQ100よりももっと下がりそう(かつ上がりにくそう)な個別株をショートして、調整相場においてより高いパフォーマンスを出そう、というのが狙いです。
まず、調整局面においてNASDAQ100よりも下がりそうな個別株といえば、NASDAQ100の中でも上位を位置する、ハイパーグロース株です。
言わずもがな、テスラ[TSLA]などでしょう。
テスラは株価分割のニュースがあり、株価がポコッと上昇しましたが、日足のトレンドラインを引くと天井付近であることが分かります。
したがって、テスラ[TSLA]をショートするのは、ファンダメンタル的にも、テクニカル的にも、リスクヘッジ的にも良しとい、三方良しの戦略ではないでしょうか。
そして、もうすこし個別株を見ていくと、金融セクターのショートもオイシイんじゃないということが見えてきました。
金融セクターは景気いち早く織り込む景気敏感株の筆頭格です。
色々な材料がある中で、短期・長期展望の中でも金回りは悪くなる方向なので、当然金を回すビジネスの収益性は悪化すると考えられます。
これまで金融セクターに手を出したことはなかったですが、例えばゴールマンサックス[GS]などでショートポジションを持つことでリスクヘッジできるんじゃないかと思っています。
まとめると、個別株トレード戦略は以下の通りとなります。
コモディティトレード戦略
きんくまは貴金属のトレードは原則しません。あやつらはFXと同じ感覚ですからね・・・。
ですので、コモディティといえば穀物・エネルギーをメインにトレードしていきますが、今後はやはりエネルギーがアツいです。
まず原油を見ていきます。
先週はリバウンドしていましたが、今週は下落していき、目標価格である「需給のサポートライン」まで近づいてきました。
ここからはこの需給ラインを下回るか上回るかの攻防になりますが、この予測することはかなり難しいです。
ただ、ニュースから、ある程度原油の上限価格が見えてきているとは感じています。
というのも、先に述べた通りアメリカ当局は、原油高を嫌っています。
原油備蓄を放出するというのは、原油高抑制を狙っているわけで、このニュースがあってから、実際として8ドル近く値を下げています。
というわけで、上がったらショート。ナンピン式に売り増ししていく戦略でOKかと思っています。
チャートを眺めると、テクニカル的には三角持ち合いが見えてくる可能性があります。
ここを突破して、下がっていくようであれば厚めにショートを張って勝負!というのも楽しいかと思います。
次に天然ガスです。
5.5ドルの壁があるとは思っていましたが、この壁は突破気味です。
ただ、明確に突破したという感じではなく、グズついています。
天然ガスは、上がるときはキュンッと上がって、その後キュンッと下がるという性質をよく見かけますが、ガス価格がダラダラと上がってきていますので、どうも今回は違うんじゃないかと少しドギマギしています。
今年の冬は比較的寒かった影響で、割と在庫が少ない状況ではあります。
前年より20%程度少ないという結果で、少し注意が必要な水準ですが、先週は貯蔵量が増加しています。
天然ガス価格は、貯蔵によって左右されるといっても過言ではないので、まずはこの貯蔵量が正常かどうかを毎週注意深く見ておく必要があります。
ニュースにもあるとおり、アメリカはLNG支援を増加させていきます。
ヨーロッパのガス価格に比べると、アメリカの価格まだまだ低水準です。
もし、ガンガンLNGを出荷して、欧州ガス価格と裁定が働いてしまうようなことが起きる場合は、さらに上昇する見込みがあると言えます。
とはいっても、常に急騰からの急落と隣り合わせな天然ガスに対して、このタイミングでロングするのはちょっと自信が無い状況です。
現状では継続的に上昇して異常な価格に差し掛かっているので、ショート戦略をメインに置きますが、貯蔵量が思うように増えなかった場合は、ショートを損切りして再度入りなおす必要はあると感じています。
まとめると、コモディティトレード戦略は以下の通りとなります。
投資戦略まとめ
今後の戦略をまとめると以下のような感じです。
VIX関連 ー 米国VIブルETFのショートをガチホするかわりに、米国VIのロングで入れていく。
NASDAQ100 ー 様々な要因から調整が濃厚のため、リスクヘッジのためショートする。押し目買いは、現状14000ドルくらいを目安にしたい
個別株 ー グロースと金融からチョイスして、ショートすることでリスクヘッジする。
WTI原油・天然ガス ー ショート戦略がメイン。売り上がり想定し、少ロットで運用してポジションを増やしすぎないようにする。
おわりに
11回目の投稿です。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今回は、なんと6000文字をオーバーしてしまう大作になってしまいました!
特集記事や投資手法のまとめについて、別に書こうと思ったのですが、時間がありませんでした。。。来週こそはどこかで時間を作って書こうと思います!
本記事が皆様により有益な情報となれば幸いです。
当たるも八卦、当たらぬも八卦の心持ちでご覧いだけると嬉しいです。
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