
レンズ遍歴002|TS-E24mm F3.5L II
アオリ撮影ができるTS-Eレンズは、
たぶん建築用での用途が多いと思う。
下から撮っても建物が歪まず、
垂直に写せるという特徴があるから。
でも、一般人は別の使い方をする。
ティルト撮影。
いわゆるジオラマっぽく写る表現。
よりジオラマっぽく見せるなら、
もっと引きで撮るほうが効果的。
空撮だとわかりやすいんだけど
そんなところから撮るすべはない。
これが限界。
でも不思議なボケ方をするので、
写りが楽しくてけっこう撮ってた。
24mmくらいの広角がいいと思って
中古でTS-E24mm F3.5L IIを買った。
このレンズはAFができないので、
手動でフォーカスを合わせるしかない。
だからライブビューは本当に役に立つ。
なんてことを、一眼レフを使ってた頃は感じてた。
いまじゃ、背面液晶もファインダーでも
ライブビュー状態なのでピントが合わせやすい。
だろうなと思うのは、
EOS Rを買う前に手放してしまったから。
最初は面白いんだけどね。
だんだん飽きちゃうんだよな、特殊レンズって。
フィッシュアイやマクロレンズも買ってみたけど、
長続きしない。
でもまた買い戻したいと思っているのは、
過去の写真を見ると
写りがとてもきれいだから。
また欲しくなってきた。