見出し画像

短歌:『のりもの酔い』


短歌研究新人賞応募作品『多面体からこんにちは』より

 前回、電車をテーマにした詩を投稿したので関連して乗り物に関する短歌を。

 好きなこと、得意なことで生きていきたいものですね。なかなか難しいなりに歌を詠んで生きています。

 これを詠んでいるときに病んでいたかというと半分本当で半分違う。

 本当にヤバいときは何も言葉が浮かばないというより写真のように情景が何枚も連続して脳をよぎるのに映像にはならず、どの手段を用いても表現に結びつかないです。

 絵とか描けたらまた違ったのかな。

 一つ目の歌は「野うさぎ短歌会」で発表させていただいたものでもあります。
 「野うさぎ短歌会」についてはお話しするときっと長くなるので、また別の機会に記事にできたらと思います。

 「通勤列車で嫌だよね」「『ガタンゴトン』は良くも悪くも子供っぽい表現に聞こえる。あえて入れたのか」など様々な感想やご意見を頂き、自分一人では気づけなかった歌の要素というか性格を知ることができました。

 私が詠んできた歌が何かを変えるわけではないけれど、歌を知ってもらうことは、私がこの世に生きたちょっとした証明にはなるかなと思っています。

文芸活動のための資金にしたいと思います。