豊かさを求めて未来は明るいのだろうか。
おはようございます。
只今の気温は18°のトロントは、
雲が多いようです。
昨日までの週末は、Annan にある友人のレイクハウスに滞在していました。実は、ジェットでブルースペニンシュラにあるレストランに誕生日の食事に行こうと約束していたのですが、パンデミックの影響がまだ出ていて、キャンセルとなりました。
それはそれで良かったんですが、
パドルボードやカヌーをして目の前の湖で遊びました。義理の妹たちも訪ねてくれて、楽しい日を過ごすことができました。
その時にマイケルと誕生日が近くて今日誕生日の友人が、COSTCOでの出来事を話してくれました。
パンデミック中に携帯電話のカバーにクレジットカードやバンクカードを入れることにして財布を持たないことにしたそうですが、COSTCOに行って＄500くらい会計があった時に、携帯電話を家に忘れたことに気づき、お金を持っていないことに気付いたそうです。レジスターの人は、快く後で取りにくるように傍に置いておいてくれると言ったのですが、そこは彼がいつも行くCOSTCOではなく、家から２時間はかかるところだったため、困ったなと思っていたところ，後ろに並んでいた見ず知らずの人が、
会計を払ってくれると言い出したのです。
後でEトランスファーで払ってくれればいいからと約束して連絡先を交換して帰ったそうです。
(イートランスファーっていうのは、カナダ国内でのe-mailアドレスかフォンナンバーを使ってバンクとのお金の支払いができるものなんだけれど、パンデミック中はこれが盛んに個人でのやり取りによく使われていたそうです。)
その後、帰宅してからEトランスファーしようとしたら、その日は朝からショッピングをしていて、1日にEトランスファー出来る限度額＄3500を超えていたため、Eトランスファーできませんでした。(人によって限度額も違います。手数料もほとんどなしですが、バンクとの取引によって違うようです。)
事情を説明して、次の日もトライするのですが２４時間経つまで待たないといけないのか、なかなか出来ずにいましたが、ようやくスルーして、それからは見ず知らずの人だったのが、お互いの家を行き来するくらいの友人となったようです。
COSTCOというメンバーシップ制だったこともあり、その人もCOSTCOのファンだったからそのお店でお金を使うことはロイヤリティーある人だということもあり信頼することもできたのでしょう。
あとパンデミックという状況下、
人を助けたいという親切心も強くなったのかもしれません。
人との繋がりを大切にしたいと信頼したいと期待したのかもしれません。
それにしても、カナダも良い人が本当に多いと思っています。
私もいざ人に親切に出来るかというと、
ここまで見ず知らずの人に親切に出来るには、自分が好きなお店で買い物する同じ仲間であるというロイヤリティーがあったら、私もお店に投資するつもりで払ってあげるかもしれないなと思ったのでした。
このパンデミックの影響で、より一層
人との繋がりが本当に大切だなと感じました。
人を信頼するってことも、難しいこともあり、信頼できる人たちが周りにいることって人間関係で悩まない一つの要素かなと思いました。
あと自分自身のことを信頼できるかってところも要素だと思います。どんな自分で在りたいか、すると人をも似たような人が近づいてくるように思うのです。(笑)
こういうロイヤリティーを持つってことは、信頼関係を築く上では、基本的なことなのだろうと思ったのでした。
信頼度が増すことの一つでもあります。
自分の好みと合った人というのは、どこか自分の心も許してしまう傾向があるようです。
あとこのような思いもしないピンチの時って、後からとてつもなく良い出来事につながりやすい傾向もあるようです。
私も実は、オーストラリアのパースに語学留学する前に、そのパースの街からその当時は一日バスが2本走ってるかどうかの片道５時間はかかったと思われるマーガレットリバーのB&Bに数日泊まって、帰る日の日曜日の夕方ATMマシーンに自分のクレジットカードが飲み込まれてしまい、ATMマシーンが使えなくなり、長い行列を作ってしまいました。その日は日曜日ということもあり、バンクも開いていませんでした。
そして私の危機を助けてくれたのは、
私が泊まったB&Bのオーナーのエドナでした。
さらに彼女は見ず知らずのそれも外国人の私に＄50の現金を貸してくれて、その日にはパースのホテルに行かなければならなかった私がバスで５時間かけて移動したパースのホテルの目の前のバンクに次の日の朝には、連絡が入って私がATMマシーンにのみ込まれてしまったクレジットカードを届けてくれたのでした。
このミラクルには感激して、
というのも大使館に問いただすと数ヶ月はかかると言われて、
前日までシクシク泣いていた私は心が躍るというか身体中がジャンプするくらい飛んで喜んだことを今でも覚えています。
その後にオーストラリアに語学留学するきっかけとなったことと、友人たちにこの話をしてはそのフレッドとエドナB&Bを紹介していました。ある時エドナから絵はがきが届きました。そこには感謝と私のこれからの未来を応援してくれるクリスマスカードでした。それからしばらくはクリスマスカードのやり取りが続きましたが、残念ながらエドナが亡くなった最後の年に夫のフレッドからの手紙をもらいました。
この時によく利用したのが女性が使う英語ということで西森マリー(イスラム教)さんの本を買ってマナーや手紙の書き方を真似していたようでした。
私はこうして彼女とのやりとりからオーストラリアへの語学留学を決意して、英語を学ぶ機会となり、そこで知り合ったヨーロッパの人たちとの交流から旅をして、最終的には今のカナダにたどり着いたわけです。
その発端となったのは、
本田健さんのユダヤ人の大富豪という本だったように記憶しています。それまでは全く聞いたこともなかったユダヤ人という言葉なのですが、いつのまにか気づいたら、ずっと私の周りにはユダヤ人の友人たちが増えて行ったのでした。あとになってからオーストラリアで知り合った人に教えてもらったレシピがユダヤのブレッドだったりとその後もヨーロッパに渡ってからも、同じく見た目からは全くわからなかったのですが、言葉や名前や習慣から、カナダに来てから詳しい情報や人との交流から宗教やら人種の違いなどを知ったのでした。
そして、ライフパートナーがユダヤ系のマイケルとなったわけです。
不思議ですが、日本人と似てるなと思うところも多くあります。
人間関係にしろ、それぞれの慣習も違うように人との付き合いにはマナーもあります。
リアルな友情も、時に嫉妬を生んだりして、家族間であっても兄弟姉妹であっても起こりうる難しい人間関係ですが、
他人だと関係性の遠さからか
そういう嫉妬があまり起きないようにも感じています。
住む場所って大切だなと思ったのも、
今回友人が言っていたけれど、周りが自分たちよりも豊かな人たちのおかげで、ハイソサエティの仲間入りができたと喜んでいました。
場所によってコミュニティの雰囲気も全く違います。
トロントにも危険な場所というところがあります。大概そのコミュニティは貧しい地域なのですが、犯罪も多い傾向になってるようです。
オンラインショッピングでも、
安心できるかはそのコミュニティによるとも思っていましたが、このパンデミック中は、残念ながらオンライン上での犯罪も多く増えてもいるようです。
特にアメリカでもカナダでもオーダーしてリターンしてリファンドを求める人が増えていて、その多くのものがゴミとなっていること、
カナダグースでは、ポリシーに基づきリファンドマネーし、巧みな手口を使ってリターンしたものがゴミだったりして多くの商品が盗まれたようです。
このような犯罪もあることもありますが、クレジットカードの本人確認とバンクとの連携が重要でこういう犯罪を防ぐ必要もあります。
中には信頼性が低いとわかっていても安いというだけでオーダーしてみる人もいて、このリファンドも求められるわけです。
大概はお年寄りが多いのです。
人々は、クレジットカードは保険ということもあり、信頼してショッピングしやすいという傾向もある中、それを巧みに操って犯罪に使う人もいるってことですよね。
そうなってくると、メンバーシップというロイヤリティーを持ったグループ内でのやりとりが安心して信頼できるのかなとも思うのです。
豊かな国というとアメリカなど大きな国だと思われがちですが、豊か国ランキングでは、意外にも、小さな人口の国が上位を占めているようです。
香港の友人が国に戻ると国からお金をいただくことができるとよく言っていたけれど、最近も$5000近くの送金があったそうですが、
香港とか、フィンランドも国が豊かで国民にお金を配ってるとか聞いて、
日本もそういうやりくりがうまくできれば、国民の礼儀作法の良さや清潔さやモノ作りの良さ品質の良さやサービスの良さ医療制度を考えると年金制度も悪くないと思うのですが、どうなんでしょう。
みんな期待はできると思うレベルだと思うんだけれど，どこかで個人の利益や目先の利益に目がいってしまいやすいのかな。
それはそうと香港って住みやすいのかなと思ったけれど、副鼻腔のガンになる人が増加中らしくて、幸いにもサバイバルレートは90%を超えるということで生命危機ではないけれど、空気汚染による公害問題のためではないかと言われているそうです。
住む環境って、
やはり重要になってくると思います。😉
私も最初、水でトロントを選んだのですが、最近になって、水の水質変化をとてもよく感じています。トロントでもフィルター水を使う家が多いですが、このフィルターにも、疑問が湧いているのは事実です。
続く