豊かさ溢れる『床屋』のマスターは、コモンセンスを鍛えてくれる
私は、トロントに来るまで、
『ファイナンシャル』については、
全く無知という言葉がピッタリと合う
夢見る乙女でした。😅
名古屋のベッドタウンと呼ばれる小さな豊かで明るい町という小さな市で床屋をしている父親と美容室を経営してる母親という自営業という三階建て三世代の実家で両親と母親の両親と三姉妹という家族の中で育った身体が弱い長女として育ちました。
「早く元気になりたい」
「もっと健康になりたい」から
『いつかお金持ちになりたい』と
『もっと豊かになりたい』という
欲求が変わったのは、
大人になるにつれて、
いつの間にか心も育ち、鍛えられて、
身体もバランスを取り戻したかのように
健康になり、
普通にナースとして
社会に出て働き始めた頃からでしょうか。
周りにサラリーマンの人があまりいない自営業者ばかりの中、少ない友人の中でも、キッチリキレイにしているように見えたのはお父さんがサラリーマン、お母さんは働かず、家にいるという専業主婦の家庭に憧れをいつの間にか描いていたようでした。
ないものねだりというのでしょうかネ。😉
そして
トロントに来た時に、
本が大好きなこともあり、
海外に行くと本屋さんと美容室には、
必ず行っていた私が
ふと手にした本がありました。
それが、『The Wealthy Barber』という
今では投資家としてもドラゴンズデンというテレビ番組に出ることも多くなったトロントの西にあるサルニアで生まれた作家David Chiltonの最初の本でした。
(今はウオータールーに住んでいるそうです。)
この本のタイトルに
最初目を一瞬に輝かせた私の古い思考が剥がれるかのようにそのベールに一気に光がサーっと一本明るく刺したように
目の前の道が明るくなったことを
今でも良く覚えています。
というのも、
『The Wealthy Barber』という
自分の父親の床屋のマスターと呼ばれていた仕事でも豊かになれるという希望が生まれた言葉だったからです。🤣
内容は、
3人の友人たちが床屋さんに通うことで、
一般的なファイナンシャルの知恵をつけていくというストーリーだったのですが、
何もファイナンシャルのルールを知らない人には,単純だけど、とてもシンプルでわかりやすいアドバイスでした。
私は、すぐにのめり込み
もっとファイナンシャルを知りたい学びたいと、
そしてカナダに移住するんだと意気込み、
早速、
トロントで美容師の学校にいくことにしたのです。
(この時の決断だけはとてもスムーズでした!というのも、この頃次から次へとシンクロが起きて、ちょうどマイケルと出会ったというタイミングもあって、私を以前では考えられないスピードで知らない世界へとステージを上がるように少しづつ変わっていったのでした。)
コレをきっかけに、
私の思考回路が瞬く間に変化して、
『豊かさ』という言葉のように
加速して必要な情報を引き寄せていったように思います。
その頃知り合った私の友人にも、
この本を紹介して貸してあげたことがあり、
早速彼女も試していったそうです。
今では、彼女も、ミリオンダラーとなる家を手に入れて、豊かに暮らしています。
ココで、作家であるDavid Chiltonも、不動産は、レンタルでもいいともいっています。
ライフスタイルの違いもあるからでしょう。
床屋さんというと日本でもイメージが悪いこともあるようですが、ジェントルマンが集う『Barber』が実は数年前からトロントでも再び火がついたのか流行しています。
ファイナンシャルのアドバイスとなるような情報が飛び交ったり、良いアイディアに恵まれる環境が生まれやすいようです。
そして、私の姪っ子も東京のバーバーで働き始めています。
トロントで知り合った友人も、実家が床屋さんで株で一儲けして子供をドクターにしたということで本を出したと言っていました。
去年のCovid-19パンデミックによって、現在は難しい状況も続いていますが、
職業に関わらず、どこで成功するかは、
肯定的に思考することと知恵と知識をどう活かすかにかかわってきますね。
床屋さんは、良い情報が流れてくるエネルギーに溢れているようです。🤣
今はまた新たにDavid Chiltonが書いた
『TheWealthy Barber Return』という本が新しく出たと思いますが、
こっちの方が時代にもあったファイナンシャルアドバイスがあるようです。
とにかくコツコツと貯めることというのが、基本的には大事なのですよね。😉
私は、マイケルと出会ったキッカケも、
「オレンジの本を持って出かけなさい!」
という友人のアドバイスに従って、
本屋に行き、そこでオレンジ色のカバーのハード本を買い、日本のグロッセリーストアに行く途中マイケルが私の後ろ姿に惹かれて、そのグロッセリーストアの中で声を掛けられたのでした。
実はその本の作家は、マイケルも好きな作家だったようですが、偶然に私がその本を手にした時だけ、カバーのデザインもオレンジカラーに変えていたそうです。
私が手にしたオレンジの本は、
シンクロにも貴重な本となったのでした。
私は、
今でも本を読むことが大好きです。
本は、人生を変える出会いに溢れています。
続く