『落語ミュージカル』とは?
落語ミュージカル #とは
落語と音楽のコラボ舞台『落語ミュージカル』
落語ミュージカルは、その名の通り落語と音楽のジョイントです。もしくは、ストーリーのあるコンサートと言うのが正解かもしれません。
落語のストーリーは噺家によって舞台で語られていますが、実は観客の頭の中で想像されて展開されているものです。言い方を変えれば観客の脳の中が舞台になっているのです。その観客の舞台へ、まるで映画音楽が流れるようにRAGGの演奏が押し寄せてゆく。これが落語ミュージカルなのです。
そのためRAGGのLIVEを聞き終えた後、楽曲一つ一つを聞くたびに物語が貴方の脳裏によみがえり、その感動を何度も味わうことが出来るのです。
これは芸歴四十余年の金原亭世之介の噺の力とRAGGの楽曲の美しさ、そしてサンバ系の弾む音を造り続けてきたメンバーの技術の力に他ならないのです。
■演芸評論家 室輪まだこ
= RAGG MEMBER =
▲( YONOSUKE ) VOCAL & STORYTELLER 金原亭世之介
▲( CHUSON ) GUITAR 中村隆志
▲( YAGUCHI )DRUMS 矢口浩
▲( CURI )PERCUSSION 栗山豊二
▲( KAME )BASS 亀川洋
▲( TANABE )KEYBOARDS 田辺裕己彦
二十代後半、ギターリストのCHUSONが音楽をやめると言っていた。その時落語ミュージカルを考えていたYONOSUKEは「やめるなら、その才能を俺に貸してくれ」と言って引き止め、始まったのがこのバンドだ。そしてCHUSONがリーダーとなってメンバーを集めた。RAGGの名の言われは『ラグタイム』と『ギャグ』の二つを意味を混ぜて作られた造語だ。
メンバーのドラムYAGUCHIはイーストウエストの『夢職人』でCHUSONとバンドを組みあのサンタナにニューヨークにも呼ばれYAZAWAや杏里、アリスのバックを務めたドラマーだ。CURIはその後因幡晃などアーチストをサポートするパーカッション。ベースのKAMEは音楽を続けつつ今や売れっ子物まねマジシャン亀ひろし。キーボードTANABEはX JAPANや柳ジョージ他のサポートメンバーだ。このメンバーが集まりこれから新生RAGGの第二章が始まる。
ちなみに「やめるならその才能を俺に貸してくれ」と言ったらCHUSONは「それならば俺に金を貸してくれ」と言ったとか? 言わなかったとか?
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