見出し画像

第8回水戸黄門漫遊マラソンを走ってきました〜サブ3.5達成なるか

2023年10月29日水戸にて開催の水戸黄門漫遊マラソンに出場してきました。

⭐️水戸黄門漫遊マラソン2024のnoteはこちら

いよいよ今シーズンのマラソン大会が始まりましたね!先週は、金沢マラソン、横浜マラソン、そしてこの水戸黄門漫遊マラソン、都市型のマラソン大会が各地で開催されました。

フルマラソンは2回目の出場となります。初めてのマラソンは今年の大阪マラソン2023。熱い暑い夏を乗り越えて臨んだ水戸黄門漫遊マラソン。目標タイムは、3時間10分。前半突っ込んで後半我慢で走りきる作戦。YouTubeで何度もコース動画を観て攻略法を考えてきましたが、結局強気で押し切る作戦。コース自体の難易度は高くないと聞いていましたが果たして。

レース前一週間はノーランニングを貫き、前日の土曜日に陸上競技場で軽く流して挑みました。前回の大阪マラソンは大会2週間前に痛恨の右脚ハムストリングスの肉離れで、本番までノーランニングになってしまったのですが、結果的にそれが功を奏したのか、想定より早いタイム完走できたため、今回も同様の準備で臨みました。体調は良く、仕事のストレスで顔がピクピクしている以外は、ほぼ万全。自己馬体診断判定は「A」。

さて、水戸は人生で初めて。9時にスタート、水戸駅から近いということでしたので、1時間前には着きたく、早起きしたので、8時に水戸駅に着くことができました。東京からちょっとした長旅。朝食は助六寿司と秘密兵器のデーツ(ナツメヤシの実)。

同日、東京府中の競馬場では久しぶりの天覧競馬、天皇賞が行われるということで、行きの電車では最終予想で大忙し。天覧競馬ということで、ディープインパクト産駒、春の天皇賞馬ジャスティンパレスに注目。前走宝塚記念でのイクイノックスとの力関係から結構自信あり。大本命イクイノックスとジャスティンパレスを中心に買い目を決めてベット。皇居ランはパレスサイド!さあ、心の準備は整った!

水戸駅出口

水戸駅に着くと着替えと荷物預け場所の小学校へ。そのグランドでアップもできるという。もっと早く行けば良かった。前泊が理想だったけど、ホテルが早々に埋まっちゃったんだよなあ。ぼやいても仕方ないので、着替えと補給食の準備、脚のテーピング、ストレッチを済ませて荷物を預けに。これがかなり並び、時間を取られてしまった。トイレも大阪マラソンほどではありませんが、それなりに並んでしまい、気がつけばもう8時50分。大急ぎでスタート地点へ移動。

Cグループでのスタートだったので、なんとか一番後ろに入らせてもらってスタートすることができました。

スタート地点

号砲が響き、2分35秒後にスタート地点を通過。右に増田明美さんの姿を見ながら、過酷な42.195kmの旅が始まりました。目標タイムが3時間10分切りでしたので、平均4:30/kmで走る必要があります。作戦では前半を4:15/kmペースで突っ込み、後半は我慢で4:40/kmあたりまでで乗り切るというものでした。

最初の1kmが5:30、2km5:08。Cブロックスタートなので仕方なし。無理に追い抜いていくと大阪マラソンの時のように無駄足になり体力をもっていかれそうなので、なるべく流れに乗るようにしました。とはいえ、最初の2km下りでスピード出せなかったのは誤算。出遅れしまいましたが、人がややばらけだしたのが4kmすぎ、ここからペースを上げていきました。

最初の5km 10秒 スタート10秒前に計測スタート
この道でサブ3.5ペーサー 多くのランナーで詰まる
8、9km直線だったが詰まる

4:15/kmペースになかなか乗せることができず、あきらめて4:30/kmで行けるところまで行く作戦に変更。たくさんの地元の方の応援を浴びながら、順調にペースを刻む。

平均4:34/kmペースで進む
ややペースダウン

25km過ぎから、やや脚が重くなってきました。ただし余力はまだあったので、ペースを落としながら4:45/kmあたりのペースで淡々と進みました。このあたりで目標タイムの3時間10分、平均4:30/kmをあきらめ、良くても3時間20分くらいかと思いながら、止まらないように脚の具合を感じながら走っていました。

今回の誤算、私自身、いつも皇居外周、いわゆる皇居ランを主体とした日々のランニングを楽しんでいるのですが、下りに関しては走り慣れていて効率的な動きができているんじゃないかなと自信を持っていました。半蔵門から桜田門までの絶景を見ながらのなだらかな下り。皇居ランをこれまでに数百周してるんですから、そりゃ得意なはず。

ところが、30km過ぎて千波湖に向かう途中に結構な登り下りがあったんですが、この下りでちょっと気が緩んだのか、もう脚が残っていなかったのか、強い負担を両脚にかけてしまったようで、ここから脚が動かず、試練が始まりました。

千波湖に入る少し前に、海賊ジャック・スパロウに仮装したランナーさんがおり、千波湖で抜かせていただいたのですが、沿道から大人気で応援声が凄かったのを覚えています。私は脚が残っておらず、この千波湖外周がむちゃくちゃ苦しかったのですが、ジャックと応援のおかげでなんとか5分少しのペースで乗り切りました。

とはいえ、必死で体を動かして前に進んでいたので無理が来たのか、終盤の名物、梅香トンネルの手前から腕に痺れが襲ってきました。トンネルを楽しみにしていたのですが、痺れがひどく、暗いトンネルの中、暗闇の見えない中でむちゃくちゃ応援をいただきながら、止まることなく進むことができました。感謝。

トンネルを出て、懸命に進んで行くと、ありましたよ、最後の難関、急坂。鬼ですよね、この後半のコースは。千波湖からこの急坂は、どのランナーさんにとってもかなりキツイはず。もちろん前半のコンディションならまだしも、後半ラストはもう脚が動かないので、むちゃくちゃキツいのです。

ネットタイム 3時間21分3秒

ということで、無事に完走することができました。
タイムはNETで自己ベストPBの3時間21分3秒。まあ、2走目ではありますが。

目標の3時間10分切りは成りませんでしたが、前回のように後半歩いて撃沈はしなかったので、満足です。欲を言うなら前半もっと飛ばしたかったですね、どのみち脚は35kmで動かなくなるので、時間的に短い方が個人的には良いと思われます。

ということで、今回エネルギー補給や準備には、それなりに前回の教訓を活かして臨めたので、低血糖やエネルギー切れを起こさなかったのは大きな成果です。それについては、後日また詳しく書きます。

サブ3.5達成で、次の目標は当然サブ3。
次は来年3月の東京マラソン!

でわまた!

いいなと思ったら応援しよう!

viva la vida
いつもありがとうございます。書きたいこと徒然なるままに書きます。

この記事が参加している募集