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マラソンレースシューズ選び〜市民ランナーにとってカーボンプレートシューズは正解か
マラソンのレースシューズって、どういう基準で選んだらいいのだろう、え、いつものシューズじゃダメなん?という市民ランナーさん、特に初心者ランナーの方やマラソン大会に参加し始めた方に向けて、私のこれまでの経験から得られた私感や、おすすめの練習について綴っていきたいと思います。
さて、今年も残りわずかとなりました。
この季節、明るい陽射しと風の冷たさを感じると、なんだかセンチメンタルな気分になります。
来週は中山競馬場で年末の大一番、有馬記念。指定席の抽選が外れてガックリ。こうなったら、ドウデュースばりに自分が走ってやろうということで、残り今月300km走ってやろうと目論んでいるところであります。
私のマラソン歴と自己ベスト記録
私は走り始めてから3年のアラフィフランナーです。これまでマラソン大会には5回出て、初めてのマラソン大会が3時間39分、そこから順調に毎回自己ベストを更新し、今月頭の大会で3時間10分を切りました。
私のマラソンシューズの変遷
これまでのマラソンレースシューズは順に、アディダスのアディゼロジャパン6、アディゼロボストン 11(2大会連続)、アシックスのマジックスピード4(2大会連続)です。この中でカーボンプレートシューズはアシックスのマジックスピード4。この夏に買ったんですけど、これまでのシューズとは違って、レースシューズとして選んで買いました。
初めての厚底カーボンシューズ
マジックスピード4は、定価で買った初めてのランニングシューズ!そんなことはさておき、どういう基準でレースシューズを選んだかというと、正直、カーボンプレートが入っているかどうかというよりは、ランニングエコノミーを伴った走りができるか、を目安にしました。その点でシューズの重さが軽量で、カーボンプレートがあればなお良し、でした。30kmの壁を突破するには、少しでも脚の負担を少なくしたいと考えたからです。そういう意味でアディゼロボストン 11は270gあって、レースシューズとしては少し重いかなあと感じていたんです。アディゼロジャパン6の方が軽かったなあと。そこに現れたのが2万円以下で買える軽量のカーボンプレートシューズ、マジックスピード4だったんですよね。
マラソンレースにカーボンプシューズは正解か?
さて、結論を先に言っちゃいましょう。
市民ランナーにとって、マラソンレースシューズにカーボンプレートシューズは正解か?
徐々に正解になります
徐々に、というのがポイントなんです。
厚底カーボンシューズを履きこなすために必要な体幹トレーニング
上の記事でも書いたんですが、最近マラソン大会に出始めた方やランニング初心者の方は、少なくとも1年間継続してランニングが習慣になってから、もしくは体幹がしっかりしてくれば、カーボンプレートシューズが正解になってくると思います。私の場合は、ランニングを始めて2年半後、4回目のマラソン大会で初めてカーボンシューズを履きました。特にタイムを意識して、目標を完走だけでなくサブ4とかサブ3.5にするのであれば、カーボンプレートシューズを選択肢として追加し、体幹を鍛えるといいでしょう。下記動画で語られていることは重要です。
ランジウォークの効果を実感せよ
特におすすめはランジウォークです。この半年、この地味な日々のトレーニングが、体幹の強化とカーボンプレートシューズへの対応を補ってくれたのは間違いないと思います。イコール、ランニングエコノミーに繋がっています。
カーボンプレートシューズを履く前にぜひ2、3か月、ランジウォークに明け暮れてみてください。普段のジョグ前に10メートルでも20メートルでも。
3ヶ月後、走ってみるとどのような変化があるか。更にカーボンプレートシューズで走ってみると…。楽しみです。
普段のランニングシューズ
私は普段のランニングやジョグでは、マジックスピード4ではなく、ノンカーボンシューズを履いて走っています。ほんとはもっと履きたいんですけど、お財布の事情で。というのは隠れ事情で、ノンカーボンの方が脚力と筋持久力をつけるのに効果的だと考えているからです。
とはいえ、昨日もランニングしながら考えていたんですが、この靴でマラソン走ったら、どうなんだろう?って。この靴って、ブルックスのローンチ9というノンカーボンシューズなんですけど、220gくらい軽くてお気に入り。普通に生活している時の靴としても履いているので、脚に馴染みまくってます。耐久性も高くコスパも良い。これで次のマラソン大会出てみようかな、3時間10分切れるかどうか試してみたい気持ちが湧き上がってきました。
というのも、それほど頑張らずにピッチだけ180を意識して走ったところ、4:35/kmから4:20/kmを刻んでいたわけです。感覚では、カーボンプレートシューズのマジックスピード4だともう5秒ぐらい速いペースですが、まあそれなりに出せている。
カーボンシューズの恩恵
湘南国際マラソン、前半楽にサブ3のマラソンペース(4:15/km)で走れたのが、カーボンプレートシューズのおかげなのかどうか、ここがハッキリすると、もっと皆さんの参考になるかと思うのですが、正直分かりません。それでも35km以降は失速しているので、まだまだランニングエコノミーの追求が不足していて、カーボンプレートシューズを履きこなせていないのかもしれません。これがノンカーボンだったら、どうだったのか。
次のマラソン出場予定は、来年25年3月のさいたまマラソンです。それまでのランニング練習は、ノンカーボンシューズでやっていきますが、レースはもう一度マジックスピード4を履く予定ではいます。
今後もマラソンレースシューズとカーボンプレートシューズについては、書いていきたいと思います。
でわまた!
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