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Fintech革命 ブロックチェーンのDLT分散型台帳技術

皆さんはFintech(フィンテック)という言葉をご存知でしょうか。
FinTech(フィンテック)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で金融サービスと情報技術を結びつけたさまざまなサービスを意味します。
今回も前回に引き続きFintechの注目技術であるブロックチェーンについて調べた事を書いて行きたいと思います。
ブロックチェーンは今回が6回目の記事となり、以前の記事と合わせてご確認ください。

前回目の記事はこちらをクリックください。

はじめに~ブロックチェーンのネットワーク構造

前回はP2Pのネットワーク構成について記載いたしました。
今回はP2Pネットワーク上でブロックチェーンがどの様に機能するか調べた内容を記載したいと思います。

分散型台帳技術(DLT)

結論:単一のノードで承認されたブロックを全体に共有する仕組み。

分散型台帳技術(DLT)は、複数のノードが台帳を共有する仕組みでブロックチェーンの特徴の一つです。
台帳の信頼性を向上させ、平等な情報共有を実現します。ネットワークセキュリティ(PKI)やコンセンサスアルゴリズム(PoW,PoSなど)を組み合わせて
「誰が、いつ、どんな情報」を台帳に記録し複数のノードが対等な立場で読み出せる仕組みです。

ブロックチェーンDLT

ブロックチェーンの種類

結論:ブロックチェーンはパブリック型、プライベート型、コンソーシアム型に分別される。

パブリック型
パブリックチェーンと呼ばれます。世界に解放されている状態で参加者の制限は無く、誰でも参加可能です。
参加者(ノード)が全員で管理しますので、ノードに対して報酬(運用費)が提供される仕組みが有る事が多いです。(*1)
暗号資産ではこのパブリックチェーンで運用されます。
管理者が必要ありませんが、多くのノードが参加するので合意形成に時間がかかり、結果として取引にも時間が掛かります。
(*1)Bitcoinのノードを運用すると報酬としてBitcoinがもらえます。


プライベート型
プライベートチェーンと呼ばれます。特定の組織など限られたエリアでの運用で参加に条件があり参加者を制限できます。
PoW(Proof of Work:プルーフ・オブ・ワーク)のような経済的インセンティブを必要とせず、報酬なしでもブロックチェーンの運用を続けていくことが可能です。また、パブリックチェーンに比べ取引時間が短い等のメリットがあります。

コンソーシアム型
複数の企業などが連携してビジネス運営する時に用いられます。仕組み自体はプライベート型と同じです。


最後に、

今回はP2Pネットワーク上でどの様にブロックチェーンが機能するかを記載しました。
次回はコンセンサスアルゴリズムについて調べて行きたいと思います。


最後までお読み頂き有難うございます。

次の記事はこちら。


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