見出し画像

ダイエット停滞期にこそ試して欲しい!姿勢ケアを紹介します

今回はダイエットで停滞期を感じている方にこそ読んでいただきたい内容になっています。


ダイエットの本質は「より良い自分になること」であり、決して「減量すること」ではないと、以前の記事でお伝えしました。


まだ読んでおられない方は、先にこちらの記事を読んでいただくと今回の内容がより深く理解できると思います。


(URLはる)


ざっくりおさらいすると、ダイエットの本質は「より良い自分になること」言い換えれば綺麗になることです。


その中の要素に体重を落とすというものがあるだけで、実際にはそれ以外にも、筋肉のつき方や姿勢なども大事な要素として含まれています。


そのため、「減量」のみに目を向けず、筋肉のつき具合や姿勢に対しても同様に意識することで、日々成長している自分に気づくことができるので、ダイエットが継続できるといった内容でした。


その中でも、今回の記事では、「姿勢」に関しての内容を中心に発信しています。


それはなぜか。それは姿勢に意識を向けることが、「最も簡単に見た目を変える手段だから」です。


今回は見た目をよくしていくために必要な姿勢のケアをいくつか紹介していきたいと思います。


◆この記事は、理学療法士資格を所有し、かつ姿勢改善の手技であるキネスティックセラピストでもある筆者が、姿勢に関する悩みを解剖学・運動学的な観点と自身の経験を交えながら考察しています。

こちらの記事は症状の診断をしているものではありません。
症状の診断は医師の診察を受けていただく必要があります。その旨を理解した上でお読みください。

キネセラに関するお問い合わせはこちらから

姿勢において重要なこと

はじめに姿勢において最も重要なことをお伝えします。


姿勢において最も重要な要素は「変化できること」です。


姿勢にはその人の身体の使い方の特徴や周囲の環境、文化・教育などによって様々で、一様に良い姿勢というものはありません。


どれだけ見た目が良い姿勢でも、動きによって変化ができないと、身体の負担としては一部に集中することになってしまい、身体にとっては悪影響があります。


そのため、姿勢はその時々で変化できる柔軟性が必要になります。


このときの柔軟性とは、単純な筋肉の柔らかさではなく、姿勢の変化によって身体がスムーズに動いているか、一部の場所のみで頑張らずに、身体全体で動いているか。という意味合いで使用しています。


【姿勢の変化における、見た目の変化の例】

例えば、産後のお母さんが、出産後にダイエットをしたとします。


このときに体重を減らすことのみを意識し、姿勢のことを考えないとどうなるでしょうか。


出産後は、子供の世話が忙しい時期で、常に抱っこ紐など使って、子供を抱き抱えている方も多いと思います。


実際、その姿勢は長期化することで腰から上を過剰に後ろに反らせてしまう「スウェーバック」姿勢になりやすい状態になるので、


実際はお腹の脂肪が少ない状態でも、骨盤が前に出ることでお腹が出ているように見えてしまう場合があります。


これはあくまでも一例で、出産後のお母さんがみな同じようになるわけではありません。ですが、身体にかかる負荷を想像すると、そのような姿勢になりやすい可能性は十分あると思います。


具体的な姿勢ケアの方法

では具体的にどのようなケアを行うことが良いか紹介します。


姿勢の状態によって、行うべきケアは異なってくるので、今回は共通している部分を中心にお伝えしていきます。


簡単にいうと、姿勢のケアで共通して重要な場所は骨盤と背骨です。


それはこれらが身体の中心部にあるからです。そしてこれらの場所は普段意識的に動かす機会の少ない場所でもあります。


私生活において、全く動いていないということはありませんが、動いている実感を感じにくいため、知らないうちに動きが少なくなっていたり、動きが偏ってしまっている可能性があります。


そのため骨盤と背骨をしっかり動かすことが、姿勢ケアとしてはとても重要なものになると考えています。


「骨盤と背骨を動かす」というと、難しく思いがちですが、骨盤は前後左右の傾きと捻る動きの3方向の動きが中心で、背骨は前後左右そして捻る動作の3方向の動きが中心なので、実際そんなに難しいものではありません。


むしろ、肩や股関節などの手足の方が、動く範囲や方向も多いので難しいと言えます。


骨盤と背骨は共に連動しながら動いています。

例えば、骨盤の前後の動きには背骨の前後の動きが連動しますし、骨盤の左右の動きには、背骨の左右の動き、骨盤の捻る動きと背骨の捻る動きがそれぞれが関与します。


そのためケアの方法としては、3つのパターンを覚えるだけです。


今回は四つ這いで行う方法を紹介します。

※痛みの出ない範囲で行うことを前提にしましょう。また脊柱の固定術やヘルニアで治療中の方や、動作中に痛みが強い方はお控えください。もしくは専門家に相談の後、ゆっくり行ってください。

①骨盤と背骨の前後の動き

四つ這いから、背骨を丸めたり、反らせたりする動きを行います。

このとき、背骨がまるまるときは骨盤を後ろに傾けるように、反らせるときは骨盤を前に傾けるように意識しましょう。

呼吸は止めずに行い、もし余裕があれば、反らせるときには息を吸い、丸めるときに息を吐くようにすると、呼吸の動きでさらに身体が動いていきます。


②骨盤と背骨の左右の動き

四つ這いから、片側の横っ腹を縮めるようにし、その反対側のお腹は伸ばすよう意識しながら動かします。

このとき骨盤は縮んでいるお腹側を持ち上げるようにし、伸びている側の骨盤は下げるように意識しましょう。

こちらも呼吸を止めずに行います。

さらに難しい方法としては、縮める側の脚を一緒に外に開くようにするとさらに効果的です。


③骨盤と背骨の捻る動き

四つ這いから、天井を見るように意識しながら身体を捻ります。捻る側の手を頭の後ろに置いておきましょう。


このとき骨盤は動かさないように意識するほうが、より背骨の動きを引き出すことができます。


よりストレッチの効果をあげたいときは、反対の手を捻る方向に向かって伸ばしていくとさらにストレッチ効果が上がります。


今回もまとめて動画で説明しているので、ぜひご覧ください。



最後に

今回はダイエット停滞期にこそやって欲しい姿勢ケアの方法をお伝えしました。


良い姿勢になり、効率よく身体が使えるようになれば、見た目も美しくなります。


減量だけでは絶対にできない「綺麗な見た目」を姿勢ケアから作っていただえたらと思います。


【キネセラって?】

キネセラとは、身体の不調からの卒業を目指すコンディショニングです。脊柱と骨盤へのアプローチを中心に、姿勢から身体の状態を整えるようにお手伝いします。

▪️病院に行くほどでもないけど、毎日がツライ
▪️ダイエット頑張りたいのに、効果が出にくい
▪️運動好きなのに、身体が痛くなって続けられない

これらの悩みに共通していることは、身体の使い方や、そのための身体の状態(=コンディション)が整っていないことにあります。

良い姿勢になることによって、身体の負担が分散し効率の良い身体になります。

さらにセルフケアの指導などとの相乗効果によって、身体はどんどん良くなっていくので、最終的には毎週・毎月通わなくても身体が良い状態を保つことができます。

身体が良くなれば、今までマッサージや整体などに通っていたお金や時間を、本来あなたがやりたかったこと。欲しかった物に変えることができます。

あなたが本当にやりたいことができるようになるために、キネセラを試してみてはいかがですか。

あなたからのお問い合わせお待ちしています。

【求む!セラピストになりたい方募集!】
キネスティックセラピーは育成にも力を入れており、今までにも関東・関西でのスクール開催をしています。
①手に職をつけたい
②人の健康や美容に携わりたい
③自分自身がより成長していきたい

興味のある方は当アカウントへDMにてご連絡ください。

現在スクールは開催人数に達し次第順次開催しています。
ご興味がありましたら、詳細や説明もさせていただきますので、ご気軽に質問などもしてくださいね。

キネスティックセラピーについての紹介文はこちら↓




いいなと思ったら応援しよう!