【まだ運動はしないでください】運動を始める前に知って欲しい姿勢の話
運動すると体調が悪くなる?
最近デスクワークやテレワークなどでめっきり動かなくなってしまったあなた。
最近このような悩みはありませんか?
・最近運動不足になってきているから身体を動かしたい
・運動を始めてみたものの、あまり効果を感じないし、むしろ久しぶりに身体を動かしたら、逆に調子が悪いような気がする
運動をすることは、健康や美容の意味でもとても重要です。
ですが、「動けばいい」とい簡単な話でもありません。
日頃から動かしていない人が、急に慣れない運動をすることによって
身体を痛めてしまう可能性もあります。
そのため今回は「運動を始める前に知って欲しい身体のこと」として、
運動を効率よく行うために必要なポイントを中心に解説していきます。
この記事を読むことで以下のことがわかります
・運動を効率よく行うために必要なポイントがわかる
・効率的な運動をするために必要な意識のポイントがわかる
・効率的な運動をするための準備のためのストレッチを紹介
このブログでは
主に姿勢に関する内容を国家資格保有者でありキネスティックセラピストでもある筆者が個人の経験と解剖学・運動学的知見からわかりやすく発信しています。
是非最後まで読んでみてください!
よい姿勢を作ることで運動効率は上がる
効率的な運動をするためには、運動中によい姿勢が出来ていることが必要です。
よい姿勢とは、つまり「骨盤が立っている」姿勢のことです。
骨盤はしっかり立つことにより、「腸腰筋」と言う筋肉が働きやすくなります。
大腰筋は腰の骨を起こす筋肉で、いわゆるインナーマッスルと呼ばれる筋肉です。
この筋肉が働くことで、身体の中心部が安定するため、手足の筋肉が使いやすい状態になります。
運動をするためには動いている部分と止まっている部分の両方が重要になりますが、実は止まっているところには意識が向きにく、普段は動かしている部分に意識が集中してしまうことが多いです。
「動かす側」と「止める側」の両方重要になりますが、運動不足の方や、普段あまりからだを動かすことに慣れていない状態では、意識が動かす方に向きがちになり、止める側の筋肉の意識がさらに減っている状態になります。
そのため実際に運動しようとするときに、止める側の筋肉が働きにくい状態で動いてしまい身体が安定せず、
身体に負担が貯まりやすく、身体の不調となりやすいと言えます。
そのため、まずは止める側の筋肉をしっかり意識できるように、骨盤を立てることで、よい姿勢を意識する必要があるのです。
運動前にやるべきよい姿勢になるストレッチ
よい姿勢になるためには身体の中心の背骨や骨盤周辺の筋肉の硬さをとっていくことが重要です。
そのなかでも、今回紹介するのは「僧帽筋」のストレッチです
肩を持ち上げる働きがあるこの筋肉は、猫背のような姿勢になることで、
過剰に伸張され、肩こりなど肩の不調の原因になりやすい筋肉です。
特にデスクワークの方は、作業中の姿勢が僧帽筋にストレスを加えやすい姿勢になりやすいため、特に疲労を感じやすといえます。
姿勢は座っても、立った状態でも出来ます。
御自身がやりやすい場所で行なってください。
まずは両手を後頭部で組んで肘を寄せます。
そのまま頭を手で押しながら首を下に倒していきましょう。
僧帽筋は大きい筋肉で、背骨までついています。
より伸ばしたい時は、背中も丸くするようにするとさらに伸ばされます。
左右の筋肉を片方ずつ伸ばしていく場合は、先ほどの伸ばした姿勢のまま、身体を捻っていきます。
右に捻ると左の僧帽筋が、左に捻ると右の僧帽筋が伸ばされていきます。
目安としては大体30秒〜1分で休憩しながらゆっくりと行なってください。
最後に
これからオンラインの作業も効率が良くなり、
ますます運動する人が減っていくことが予想されます。
運動はとてもよいものですが、姿勢が偏っていたり、
無理な運動を行えば逆にあなたの身体を悪くしてしまう可能性もあります。
御自身の身体のためにも、
まずは姿勢に対する関心を深めていただけたらと思います。
このブログでは
主に姿勢に関する情報を医療現場での経験豊富な国家資格保有者が、個人の経験と解剖学・運動学などの観点から、身体のことに詳しくない人にでも、わかりやすい形でお伝えしています。
今回の記事以外にも姿勢に関する情報や、姿勢を意識するポイント、
ストレッチ、エクササイズの方法を紹介しています。
よろしければ、他の記事もご覧ください。
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私たちはキネスティックセラピーという、
理学療法士と美容会社とが共同で考案したサービスを、
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