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朝のリラックスタイムがヘンテコに…

みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

僕は窓から差し込む日差しを浴びながら、ソファーに座っています。出勤前のひと時。リラックスタイム中です。そのまま天井を見ながら出勤時間までぼーっと過ごします。

「嗚呼…金曜日だあ。やったね。うれぴー。って思うと同時に、早くない? もう金曜日だョ。ねえ、そこのあなた、Fri〇ay、読んでますぅ?」

なんて真逆の事を考えて苦しんでいる場末のkindle作家。数学を習ってこなかった自分に失望します。数学さえ理解していれば、この真逆に考えていることだって解決できたはず。

「数学が大事って言うけどサ、ぢゃあ三平方の定理って、なんなん? あと因数分解とか、あれは何がしたかったの? さらに言えば分数なんてサ、社会人になって一度も使った事が無いんですけど? あの無駄な時間を返してもらいたい。1192作ろう鎌倉幕府…馬鹿。794うぐいす平安京…蛸」

50分間の授業+10分間の休憩時間。それを日に6セットも行う学校はまさに僕にとっての刑務所だった。楽しみと言えば給食と昼休みのみ。掃除の時間やあいこう作業? なんかも更生する為にやらされていると感じていたくらい大嫌いだった。

常識を疑わずに言われた事を守れる生徒が、僕は羨ましかった。何で素直に返事ができるのだろうかと。絶対に面白くない事を何で大人が強制的にやらせているのかが、僕には全く理解できなかったのだ。

だから勉強もしなかった。だって授業が面白くなかったから。淡々と授業を進める事しか考えてない先生も大嫌いだった。だから日常の景色を変えたくて何度か学級委員長を務めたけど、何も変わらなかった。逆にもっと学校が嫌になった。

それでも学校には登校した。毎日が苦痛だったけど、不貞腐れながらも何とか登校していた。現代のように不登校になる生徒は、クラスはおろか学年に1人いるかいないかの時代だった。まだ辛うじて学校が機能していた、最後の時代だったかも知れない。

っていうか、義務教育って、なんなんだろうネ。

家庭の環境や銭の問題で学問を学べなかった、明治・大正・昭和前半生まれの先輩たちは、現代の義務教育をどう感じているのだろうか。いつの日かお聞きしたいです。あと、選挙も同様ですネ。選挙権に命をかけた当時の民たちは、今の選挙や投票率を見てどう感じるのだろうか………。


「ガタン!」


何かが落下しました。その音で僕は現実世界に戻ってきました。

「嗚呼…出勤時間となってしまった。本日はこれまで。どうもありがとうございました。Fridayを頑張ろう。そしたら休みだあ。わーい。わーい」

僕はソファーから立ち上がると、右側の尻を高く上げ、思いっ切り放屁をしました。

「あははッ。何かに悩んでいたら、放屁をして笑うことだね。あははッ」




【了】


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