ねこってこんなに可愛いの? 第27弾
みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡
久方ぶりに実家へ行った。
愛車を所定の位置に停めると、僕は庭を歩ていく。そしてすぐに気づくのだ。
「えへへッ…君たちサ、それでも隠れていると言えるのかな? 僕からすれば尻を丸出しにして、うちわを持って盆踊りを踊っているくらい、僕には見え見えだョ。滑稽だョ」
すると、とらねこと目が合った。
「おーい。長男が帰ったゾ」
残念ながら親父の返答はなかった。外は快晴で無風。お天道様が暖かいのできっと買い物にでも行ったのだろう。
「親父が戻ってくるまで、君たちと遊ぼうかな?」
そう声をかけると、2匹とも僕をガン見してきた。
「ちょっくら荷物を置いて来るから、待ってて頂戴!」
僕は玄関のドアを開けると、荷物を置いた。
そして再び茂みを覗くも、すでに2匹ともいなかった。猫は本当に気まぐれで行動が読めない。まあそこが猫の良さでもあるけどネ。
そのとき、僕は気配を感じた。これは人の気配ではない。明らかに猫の気配だ。僕には猫のニンがついている。猫を感じることくらい朝飯前だ。
「ふっ…君はそれでも隠れているつもりなのかい? 先ほども言ったけど、君たちはまだまだ甘いんだョ。嘴の黄色い子猫ちゃんも同然なんだョ」
僕は振り返った。
すると、階段を登った2階の踊り場で、とらねこがこちらを見ていた。やはり僕には猫のニンがついていると再確認すると同時に、いつの間に登ったのかという疑問も生じた。
僕が玄関に荷物を置いている隙に登ったとしか考えられない。つまり、僕の目の前を通過しないと階段には登れないのだ。まさかそれを僕が見逃したとでもいうのか………。
そしてずっととらねこがこちらを凝視しているけど、その見方が昔のTVドラマの『家〇婦は見た』的に見ているので、僕は焦った。ってか、逆にリアルで怖いと思った。
その写真がこちらです!
ある意味、ホラーですョ💦
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