互いに影響し合うからこそ~私の笑顔、満たされた思いは伝染する
自分の財布の中に、お金が無かったら、空っぽだったら、人に「お金を貸して」と言われても、1円ですら貸してあげることはできません。
自分の心が、満たされていないと、「欲しがる気持ち」の方が強くなって、周りの人に感謝の気持ちやちょっとした挨拶の言葉すら出てきません。人のことを応援してあげられるのは、自分に余裕がある時ともいえます。
まず、自分を満たすことが先。
まず、自分が幸せな状態になる(幸せを感じている)ことが先です。
それでこそ、周りの人を幸せにできます。
また、その人が幸せそうにしていると、周りの人、特にその人に深くかかわる家族や学校の先生も嬉しい気持ちになるのではないでしょうか?
子供が幸せにしていたら、大人も幸せ(な気持ち)になります。
そして、この逆も同じ気がします。
子供達だって、きっと親や先生たちが幸せそうで、笑顔になっていたら嬉しいんじゃないでしょうか。
子育てや教育には、細かく見ていけば、様々な目的や目標がありますが、究極のところでは、
「自立すること」
「社会で調和して暮らせること」
を目指している気がします。
ただ、それは長い時間がかかりますし、人それぞれの個人差があります。
時間がかかる人もいれば、苦手としている人だっています。
そこで、周りの大人が、注意ばかりしていたり、責めるようなことばかり言ったりしていると、幸せな気持ちにはなりません。
否定され続けるからです。
また、周りの人がため息ばかりついていたら、その顔や様子を見た子供たちは、
「自分がいけないことをしている」
「自分が迷惑をかけている」
というマイナスなメッセージを受け取って、よけい、幸せな気持ちから遠ざかってしまします。
逆に、周りの大人も、自分の人生を楽しむところは楽しんで、笑顔を見せてくれていたら、子供達も安心した気持ちになるのではないか、と思います。
そして「自分も幸せになっていいんだ」と思えるのではないでしょうか。
人に何かを与えるといった時に、別にお金やものでなくても大丈夫。
笑顔やその人の幸せそうな生き方ですら、周りの人に大きな影響を与えます。
そして、その人がそこにいるだけで、周りの人が何かほっとする、安心する、穏やかになる、そして、何か気持ちが明るくなる、と言う人がいたら、それだけで、きっと、その中心にいる人は、大きな大きな存在、幸せを分け与えてくれている存在だといえます。
努力して、がんばって、子育てをしようとするとき、余裕を失います。
そして、子供にとって大切な、大人の笑顔や励ましの声がなくなっていきます。
学校の先生や家族が疲れた顔ばかりしていたら、子供達も元気を失います。
先ず大人が幸せでいる。
それでこそ、子供達にも幸せな気持ちを与えられます。
この順番が大事になってくるような気がします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです