「失敗は成功のもと」という理屈を素直に受けとめることができない
「失敗は成功のもと」という言葉はよく聞きますよね。
失敗したことを次に生かせば、
成功の道が開けるよという前向きな言葉です。
学生時代に失敗を恐れずどんどん行動してたくさんの失敗を経験しなさいと言われた方も中にはいると思います。
自分もこういった言葉は耳にタコができるほど聞かされました。
小学校、中学校のときの校長先生なんかは全校集会のときに特に言っていました。
他には小学校4年の時の担任の先生、小学校6年の時の担任の先生、中学2年の時の国語の先生、自分が小学校低学年の時に通っていたスイミングスクールの先生などなど失敗を恐れるな理論を語る先生はかなり多かったです。
こういった系の言葉を言う人は本当に多いです。
しかし、この言葉を自分は素直に受け止めることができません。
単純に失敗の分だけ成功に近づくという単純な話ではないと思うのです。
この問題は自己肯定感と大いに関係があります。
失敗をしすぎると人は自信を失います。自信を失うとそもそも次の行動をしなくなってしまいます。
なぜなら「どうせまたやっても自分は失敗するだけだから意味ない」という思考に陥ってしまいます。
失敗の数の分だけこうしたネガティブな思考になる確率は高まると思うので、単純に失敗は成功のもとだからどんどん失敗しなさいという言葉は時には人から行動する意欲を奪うことになります。
特にこの世の中は失敗にとても厳しいです。失敗するたびになにかと批判されてしまっては行動する気がなくなってしまうのも当然だといえます。
つまり失敗に対してものすごく厳しいこの世の中において、失敗は成功のもとという言葉は相性がとても悪いです。
特に自分のような気にしてしまう性格の人はこの言葉を真に受けて行動するのはやめた方がいいです。どんどん自信を失っていきます。
それなら挑戦する前に失敗の回数を決めておくことが効果的だと思います。
例えば、失敗を3回連続でしてしまったら切り替えて違うことに挑戦してみようという風に考えることがいいと思います。
(自分の場合は3回連続失敗したら心が折れます)
最初に回数を設けて挑戦するのとしないのとではかなり精神的に違ってきます。
終わりに
基本的に失敗をすると精神的に辛いものです。失敗をし続けて自己肯定感を失ってしまうといったことにはなってほしくありません。
一回自己肯定感を失うと取り戻すのがものすごく大変です。
失敗は成功のもとという言葉を真に受けすぎて自分を追い込むような状況にならないように気をつけましょう。
ではまた
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