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社畜OLの夏休み

私は逃げ出した。逃げると決めて全力で逃げた。

自分はこんな社畜になるために日々生きてるんじゃない。
心も体も限界だった。
極限の私が選んだこと。
それは逃げることだった。
言い訳を探し、これなら逃げれる。そう思い、休職をした。
何かやりたいことがあって休職するわけではない。

あれほど縛られた人生を嫌がっていたのに、いざ自由を目の前にすると
何をしていいかわからず、日々ただ淡々と時間を浪費するそんな現実が待っていた。
お昼近くに起きて、お腹が空いた頃に適当にコンビニでご飯を買って食べる。
さほど興味もないくせに、なんとなくテレビをつけてサブスクのお金がもったいないからという理由だけで適当にNetflixをつけて、テレビを見る。

自分の人生を生きていないと言ったらその通り。
私は何か人生において没頭できるものを探しているのだ。
しんどくても辛くても、このために頑張っているという人生のご褒美と
目標が欲しいのだと思う。

拒むことなく人生の流れに身を委ね、自分で何かを決めることをしてこなかった。
私は運に恵まれ、ついている。
だからこそ、だ。だからこそ自分で何かを決めて行動することができない。

ここに書くのは自分の頭の中。
嫌なことから逃げ、やりたいこともなく放浪する私が
いつか、そうきっといつか自分の目標を見つけ、人生のご褒美を見つけるまでの脳みその中をただ記載したものだ。


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