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SNSは、近くて遠い
日々、SNSが日課だと
あり方、関わり方を考えることもよくある。
推しの趣味のイロイロだったり、
窓から見えるベランダだったり、
青い空に映えるウェットスーツだったり。
目立つ色なら尚更…ちょっと心配にもなる。
もう今は残っていない
誕生日おめでとう!と一緒にアップされた赤い薔薇だったり。
はたまた、町名の日記や
内容とは異なる背景の
「黄色い薔薇」だったり、
アイスピックに刺さったコルクだったり…
デジタルタトゥーとはよく言ったもので、
その人を知る材料となる一部である。
今であれ過去であれ
刻まれたものに、ウソはないのだ。
知ることができて嬉しいこともあれば、
過去の文の大体が頭に入っていると
「写真+文章」で知ってしまったりと
「たりたり」だらけの私の心情は、まさにジェットコースター。
やめれば楽になるのか…
知ることの方が、勝るのか
日々ふるいにかける。
情報社会。
ふたりの推しのSNSは
楽しくも私には切なくて、
尊くて、近くて遠いという現実を
目の当たりにするのである。
推しは、遠くにありて思ふもの
ルイ・アームストロングを聴きながら
夢の中の現実にしてしまう。
まどろんでいる間が、幸せなのかもしれない。