見出し画像

教員不足の原因は、「職員室」かも。

訳あって、仕事に復帰し退職することになった。
復職までの過程、そして退職までの過程はまたいつか書きたいと思う。

戻った最大の理由は、
「困難な時代を生き抜く力を子どもたちが身につけるための手伝いがしたい。」という思いだった。

但し、やっぱり「相性」はあると思う。
私の場合、ありがたいことに、かわいい子どもたちや素敵な保護者との出会いしかなかった。
そこに、尊敬できる先輩方の支えがあったのも大きいと思う。毎年、1月から大体「さみしいなぁ…」と週1くらいで夜にポロりと涙が出ることが多かった。校内にいるから永遠の別れではないけれど、それぐらい愛に溢れた1年を過ごす日々だった。片思いかもしれないけれど。

とすると、タイトルに戻るが教員不足の原因は「職員室」との相性ではないかと思うのである。あくまでも個人的見解だが。
個人単位で見れば尊敬する先輩、仲のいい先輩や同じ年齢層の先生、かわいいなぁと思う後輩はいる。
ただ、「ん?」と思ってしまうような人も中にいる。それが大多数だと自分がマイノリティになり、大変しんどい思いをする。しかもそんな簡単に異動もできない。
個人単位の話に戻ると、個人単位ではよくても何かのきっかけで変な「同調性」が生まれると気が大きくなり、気に入らない人をターゲットにして楽しむこともある。
ターゲットになった人から相談受けたり、自分がターゲットになったりしたことも多くある。

子どもはよく見ていて、小学校中学年くらいになれば、大人の中身を見抜くような子も出てくる。

自分がターゲットでつらいときに、どんなに笑顔で振る舞っていても、ふとした瞬間に暗い表情が出てしまうのかもしれない。

何度も「元気?」とか突発的なジョークとか、子どもの優しさに救われた。
その度に罪悪感におそわれる。

せっかく復職したが、これ以上子どもに迷惑や心配をかけたくない。
変な学びを見せたくない。

ただ、子どもたちは、
・自分の思いを理解してくれる。
・楽しい学び、生きていく上で必要な学びを教えてくれる。
・自分のことを大切に思ってくれる。

そんな先生を求めている。

職員室改革、文科省テコ入れお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?