ヤドン_こころとしごととうさぎ

人生お腹いっぱい。もう動けない。 うさぎのいる生活🐰は幸せです。

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最近の記事

『メメンとモリ』を読んで…

「え、今1番私が聞きたい言葉だらけ。ヨシタケさん、私の心のぞけるの?エスパーなの?」 がまず一番最初に浮かんだ感想。 大学時代の恩師の「給与の一割で毎月本を買いなさい。」と言う恩師の言葉が忘れられなくて、一割は出せないけれど、なんだかんだ毎月本や絵本を買っている。特に上の子が年少になってからは欠かさずに。 ヨシタケシンスケさん初の長編絵本ということで、なんとなくカゴに入れたけれど、内容が心に響いた。あっという間に読み終えるくらいその世界観に引き込まれた。 少し前向きにな

    • 静岡県の体罰について思うこと

      今、話題になっている静岡県の小学校の体罰の件。某ニュースサイトのコメント欄には、下記の内容が多くある。 ・昔は体罰なんていくらでもあった。先生がかわいそうだ。 ・親の躾の問題だ。 ・支援級に行けばいいのに。 以前、教師が漂白剤を給食に混入した事件のときに、「こうなる前に少人数担当や支援級の担任にすればよかったのに。」と支援級の担任は力不足の人が担任することを揶揄するようなコメントを見て、「支援級の担任は、専門的な知識が必要。そういう人を支援級担任にすればなんて、今頑張って

      • 動けなくなったお話

        「コショコショ話はダメだよ。嫌な気持ちになる人がいるからね。」 「わざとじゃなくても、相手に嫌な思いをさせたらごめんなさいだよ。」 「そういう強い言い方は相手や聞いている人も傷ついちゃうからやめようよ。」 「はぁ?↑じゃなくて、はぁ。↓の方がこの世の中生きてくときにうまく行くよ。先輩や上司にはぁ?なんて言ったら間違いなく次の日から気まずい雰囲気の中働く羽目になるよ。これ、人生の先輩からのアドバイス。受け取るかはあなた次第。」 なんて、ときには笑いを交えながら「伝える」ようにし

        • 教員不足の原因は、「職員室」かも。

          訳あって、仕事に復帰し退職することになった。 復職までの過程、そして退職までの過程はまたいつか書きたいと思う。 戻った最大の理由は、 「困難な時代を生き抜く力を子どもたちが身につけるための手伝いがしたい。」という思いだった。 但し、やっぱり「相性」はあると思う。 私の場合、ありがたいことに、かわいい子どもたちや素敵な保護者との出会いしかなかった。 そこに、尊敬できる先輩方の支えがあったのも大きいと思う。毎年、1月から大体「さみしいなぁ…」と週1くらいで夜にポロりと涙が出る

        『メメンとモリ』を読んで…

          ごめんなさいは"負け"なのか!?

          なんか最近、ごめんなさいを言わない?言えない人、多い気がする。 何かしてもらったら、ごめんなさいよりもありがとうの方が言われた方は嬉しい。 けれど、傷つけておいてごめんなさい言わないのって、相手のこと考えてなくないか!? わからない、あくまで憶測だけれど、謝ったら負けとか、それが企業とかましてや行政関係だったら訴訟問題にもなりかねないから絶対謝らない!非を認めないぞ!ってことなのかなぁ。 ひどいことをしておいて、理解し難い言い訳並べて、こちらもそれが仕事なのでご理解いただ

          ごめんなさいは"負け"なのか!?

          言えなかった「魔法のコトバ」

          本当は知ってた。卒業式のあと、廊下でずっと待っていてくれたこと。卒アルにメッセージ書くのと連絡先交換しようとしてくれてたのと、私が「伝えたい」ことがあるの知ってたから待っていたのを。 だけど、「釣り合わない」と思ったから私は行けなかった。彼のところへ。 「好き」 の、たった一言が言えなかった。 朝、早く学校に行って二人で自習していた。約束してる訳じゃない。でも、なんとなくそれが「当たり前」で特別な時間で。 ドキドキしちゃうからイヤホンして音楽聴きながら勉強している私に

          言えなかった「魔法のコトバ」

          さよなら、TDR

          今、話題のビリーヴ。自由席からじゃ何も見えなかった。自由席だから仕方ない。でもDPA?かエントリー席ばかりで、自由席の表示がない公式ホームページ。たまたま見つけた自由席がまさか直前で立ち上がっていいなんて想像できなかった。 重い息子を25分間背負った。自分は俯いて何も見えない。途中前に乱入してくる人もいた。 腰の痛み、足の痺れが生じた。病院受診を視野に入れて帰宅し、土曜日のパークインは取りやめた。家族で来たのに私1人で帰宅した。 家族が楽しめるよう、チケ、ホテル手配、荷物

          世界って、社会って

          「1mの中には1cmが100個あって。1cmの中には1mmが10個あって。自分がちっぽけな存在に思えても、何かを構成する一つになっているんだよ。」    先輩が卒業生に送った言葉。すごく印象に残っている。  教員になって、10年。まさか、パワハラで終わりを迎えるとは思わなかった。  通院を始めた。その日から「精神障害者」としての先入観を持たれながら関わられる日々。 「病気だから、〇〇な考えをする。」「病気だから過敏になっている。」  どんな言葉も届かない。ちっぽけな存