祝!プロジェクトアワード「グランプリ」受賞!~LIFULL×ミサワホーム×イタンジのおとり物件撲滅への取り組み~
前回の記事はコチラ!
■はじめに
こんにちは!
LIFULL HOME’S情報審査グループです!
今回は遡ること2か月程前、冬の訪れを感じる2022年12月の折、情報審査グループにとって大変嬉しいニュースがありましたので、ご報告いたします!
(おとり物件撲滅に関する情報もたくさんありますので、最後まで読んでくださいね!)
■不動産業界のおとり広告を撲滅する取り組みが「プロジェクトアワード」でグランプリを受賞!
プロジェクトアワード(以下、PJアワード)とは、株式会社LIFULL内の「日々の業務成果」を社内で審査し、優れた【プロジェクト】を選出する褒賞制度です。
ボトムアップで仲間の仕事を称賛する文化として、2006年から17年間続くLIFULLで最も歴史が長いアワードとなっております。
2021年10月~2022年9月の間に成果を出したプロジェクトが対象で、エントリー数は実に25件。
その中で、社員の投票により情報審査グループの取り組みが見事グランプリに輝きました!
2022年は「空飛ぶホームズくん」「LIFULL PRESSオリジナルランキング企画」など、新機能や広報でも大型プロジェクトが複数リリースされた中、私達の「不動産のおとり広告」や「不当表示」撲滅のための取り組みが、全社的に認められ1位となる快挙!
・空飛ぶホームズくん
・LIFULL HOME'S PRESSオリジナルランキング企画
情報審査グループ史上初、のグランプリ受賞に涙が止まりません、、、!!
それでは、グランプリとなったプロジェクトの内容をご紹介します!
■LIFULL × イタンジ × ミサワホーム不動産「おとり広告撲滅」新たな取り組み!
前回の記事では「管理会社との物件情報連携」について紹介しました!
不動産会社を介さずに、LIFULL HOME’Sが管理会社から日々の物件の募集状況を直接取得し、借りる人が決まった物件(=募集終了物件)を自動削除できる、という画期的な仕組みです。
既に大東建託パートナーズ株式会社や、住友林業レジデンシャル株式会社、ハッピーハウス株式会社など、不動産業界を代表する不動産管理会社の皆さんに、次々と協力企業として参画して頂いている中、2022年7月より新たにミサワホーム不動産が協力を申し出てくださいました。
今回の参画により、新たにミサワホーム不動産の30,000戸を超える管理物件の募集状況をLIFULL HOME'Sが直接取得できるようになり、私たちにとって、おとり物件のない世界実現に向けた大きな一歩となりました!
■今回の連携はここが違う!
今回は新たな取り組みとして、ネット不動産賃貸サービス「OHEYAGO(オヘヤゴー)」の提供など不動産業界に対して様々なサービスを展開するイタンジ株式会社と協力。
イタンジ株式会社が管理会社向けに展開している「ITANDI BB(イタンジビービー)」いうサービスを利用して日々更新されるミサワホーム不動産の管理物件情報をLIFULL HOME’Sが直接受け取りに行く仕組みができました。
既にITANDI BBを利用している管理会社であれば、同様のスキームを用いて連携することが可能です。
システム開発面でのハードルが下がり、管理会社が参入しやすくなるため、本プロジェクトへの参加企業数の増加が加速していくことが期待できます!
■システム開発など様々な苦難を乗り越えてリリース!
連携協力企業が1社参加するだけでも、詳細運用の取り決めから契約書の取り交わし、自動非掲載システムの設計・開発にテスト稼働、リリース…etcとたくさんの工程があるのですが、このプロジェクトは新たなスキーム構築の検討が加わった事により、稼働まで6か月以上を要する長期的なものとなりました・・・!
加えて広報においても困難の連続!
画期的な取り組みである一方、おとり広告に関しての知識も少ない消費者の皆さんにいかに分かりやすく伝えていくか、何度も何度も修正を重ねながらニュースリリースへこぎつけました!
この取り組みは日経新聞やYahooニュースでも取り上げられました他、消費者の皆さんからも好意的な評価を頂き、大変うれしく思いました!
■3年越しの挑戦!おとり物件撲滅にかける想い!
「いつか不動産のおとり広告が当たり前ではなくなる世界にしたい・・・!」
「その世界をLIFULLが主体となって作り上げたい・・・!」
そんな熱い想いのもと、この一連のプロジェクトは、2019年10月から開始しました。
おとり物件撲滅の切り札として、LIFULL HOME’Sは3年以上前から管理会社との協力体制構築に注力していたんです。
2019年10月に日本賃貸住宅協会の会長であった株式会社アミックスの協力を得て、自動非掲載システムの稼働を開始。2021年には業界最大手の大東建託パートナーズ株式会社や、三菱地所ハウスネット株式会社など大きな会社と連携を開始、と徐々に連携社数を増やすも、順調に進む話ばかりではありませんでした。
「管理会社にとっておとり物件は課題ではない」「もっと多くの管理会社が参加しないのであればやらない」といった理由で連携を断られることも多々ありました。
そんな中、大手不動産会社であるミサワホーム不動産が本プロジェクトに自ら手をあげてくださったこと、競合他社という側面もあるイタンジ株式会社が本プロジェクトに協力してくださったことは、非常に大きな前進だったと思います。
このニュースがリリースされた後に、新たに手をあげてくださる不動産会社様もいらっしゃり、業界内での取組の認知が高まったように感じました!!
■LIFULL社内の反応は?
このプロジェクトに対して、LIFULL社内からは、
「非常にLIFULLらしい取り組みだと思います」
「良い意味での執念深さが感じられるぶっちぎりの取組み!」
と激励の言葉をいただきました。
これまでの様々な出来事を振りかえりながら、このプロジェクトをもっともっと加速していきたい!というエネルギーをいただき、大変感慨深い年末となりました。
ちなみに、実は今回PJアワードのグランプリは同率1位のプロジェクトがあります。
マーケティングコミュニケーション部の新訴求CM「もったいないコール!」!
日体大コールをベースにしたCMをどのように世の中に発信したか、、という内容は、大変興味深かったです。
LIFULL HOME‘Sの様々なCMを手掛けるマーケティングコミュニケーション部、今放送中の「すしざんまい」のCMもとても面白かったです。
(まさかホームズくんと、すしざんまいの社長さんのツーショットが見れるとは思わなかった・・・)
■情報審査グループにも豪華賞品が・・・!
PJアワードのグランプリ受賞したグループには、毎年豪華賞品が贈呈されます。
今年は「ホームズくんオリジナルノートPCスリーブ&クリーニングクロス」でした!
■おわりに
さて、今回は私たち情報審査グループの取り組みがPJアワードのグランプリを受賞したことについて、ご紹介いたしました!
1月から4月にかけて、引っ越しシーズンが到来します。
当然、不動産業界は繁忙期ですし、転居検討中の皆さんも新居選びに大忙しかと思います。
募集終了物件の数も増えてくるため、情報審査グループも更に気を引き締めて調査を行う時期になってまいりました。
おとり物件撲滅への道はまだまだここから。
今後も利用者の皆さんに寄り添ったサービスをお届けできるようにするため、業務に取り組んでいきますので、今年も何卒よろしくお願いいたします!
■次回予告
次回は少し毛色を変えて、住宅確保要配慮者の皆さんに知っていただきたいLIFULLの取り組み「FRIENDLY DOOR]と、国側の制度「セーフティネット住宅」についてお話します!
そして、2月15日は「ホームズくんと学ぶ!」シリーズ最新記事です!
管理会社との連携以外にもある、おとり物件や不当表示を撲滅する試みについてご紹介します!2月15日更新予定ですっ
■参考:管理会社連携の関連ニュースリリース
■LIFULL × 株式会社アミックス
■LIFULL × 大東建託パートナーズ株式会社
■LIFULL × 三菱地所ハウスネット株式会社 × 株式会社ライナフ