【授業】私たちはこれからどう生きるのか〜導入編〜
今日、大学での学生さんたちへの授業が終わった。
この日を迎えるまでの3ヶ月。小さな緊張がずっと続いていたような気がする。
私の中にある大切な価値観を言語化して、外に出すということは、今の私にとってとても勇気がいることだった。
しかも、それを出す相手は、これから学校現場に出ようと思って学んでいるキラキラした学生さんたちなのだ。
私が感じたことは、あくまでも私の観点であって、「正解」でもなんでもない。
学校を退職し、オルタナティブスクールを退職し、まだまだ人生模索中の私が、果たして学生さんたちに「教える」なんてことがあるのだろうか。
「正解」がないからこそ、私の経験や私の考えを話すだけでいいし、伝えるだけでいい。そんなに難しく考える必要はないんじゃないか。
そう、自分で自分を納得させながら、資料を作り始めた。しかし、なかなか前に進まない。
そこで途中で学生さんたちに授業の事前アンケートをとることを思いついた。学生さんたちが私に聞きたいと思うことを話すということなら、私にもできるなと思ったからだ。
10人の学生さんたちから、たくさんの質問が返ってきた。それを読んだときに初めて、私にも伝えられることがあるんだなと感じた。学生さんたちの「知りたい」「学びたい」という気持ちが心に届いてきて、嬉しかった。
大学の先生に、学生さんたちの普段の様子を聞いた。よく話し合いができて、雰囲気が明るいそうだ。
実際に今日会ってみると、その通りだった。教室に入ってきたときの柔らかい雰囲気や誰かが発言したときにみんなが笑い合う雰囲気が素敵だった。
そのおかげで私も少し緊張が解けて、リラックスして話すことができた。
まずはじめに伝えたかったのは、
今の時代に教師を目指して学ぼうとするあなたたち、そして私たちは「人類の希望」です!ということ。
松岡修造並みの熱さで語った。
まずは、ここにいることが素晴らしい。それだけでまずは自分たちを褒めよう、と伝えた。
今の時代ってどんな時代❓
地球沸騰化
戦争
情報過多
フェイクニュース
自然災害
物価上昇
鬱、自殺、殺人
いじめ、不登校
教師の多忙化
AIの進化(人類の叡智を遥かに超える)
…
……
脅したいわけでもなく、
悲観的になりたいわけでもなく、
客観的にこの世界を見るということ。
そしてその上で
自分にできることを冷静に考えるということ。
ピンチはチャンス。
表裏一体なんだと思う。
だからこそ、教育が大事であり、
教育こそが希望の星なのだ。
ここでいう教育は
学校教育だけじゃなく、地域教育、家庭教育、社会教育…色んな教育を含む。
授業の導入はそんな話をした。
学生さんたちにどのくらい、どんな風に伝わったのかはわからないけれど、ここでは伝えたいことを自分なりの言葉にできたなぁと感じた。
授業の振り返りは、今日はここまで。
ヘロヘロなので寝ます。笑
いつも読んでくださりありがとうございます😊