【この世の中はクレイジー】②
備忘録 〜従姉妹編 その2〜亡くなった従姉妹とその母親について考えていた「危篤の知らせ」の巻
ずっと前のこと、今より若い私は三人の子育て真っ最中だった。毎日が息つく暇なく幼い子たちや嫁ぎ先の手伝いに明け暮れていた。その日も同じように慌ただしく朝食の準備をしていて、皆が食卓に着いた頃だった。珍しく朝早くから電話が鳴って出ると実母からだった。
「R子ちゃんが危篤なんだって。◯◯総合病院の集中治療室にいる。あなた行ける?」
「え、どういうこと??」
「昨日の晩、トイレで倒れて運