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この世の中はクレイジー

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人生って、簡単に思われることなのにものすごく複雑で不可能になってしまったり、当然と思えることなのに何かに阻まれて難しくなってしまったり、それらはほとんどが人為的に変化したものに思…
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【この世の中はクレイジー】⑦

備忘録 〜従姉妹編 その7〜完結編亡くなった従姉妹とその母親について考えてみた完結編「希望」の巻 備忘録的に始めたこのブログもいよいよ完結編を迎えた。というか、完結させないとエンドレスになりそうなのでテーマとしては意図的に終わらせようと思う。 昨日の早朝から一気に書き始めたのだが、私はその前日、「ナルシスト」と「フライングモンキー」と「ターゲット」という関係性について一日中、YouTuberさんの動画を見て勉強していたのだ。一晩寝た後、R子とその母親の関係性をふと思い出し

【この世の中はクレイジー】⑥

備忘録 〜従姉妹編 その6〜亡くなった従姉妹とその母親について考えていた「悲しくて、ただ悲しくて」の巻 備忘録的に書き始めた従姉妹編もその6まで来てしまった。 私の中にある整理していきたい一つ一つの出来事はレポート用紙1枚で済む話ではないんだなとしみじみ思う。 こうして十数年前を思い出しながら改めて従姉妹のことを思えば、今、ただただ悲しい。悲しい、それしかない。 私は何度も自分を責めたし、R子の選んだ道筋を憎いと思ったし、R子の夫も心底憎いと思った。でも責めても憎んでも

【この世の中はクレイジー】⑤

備忘録 従姉妹編〜その5〜従姉妹とその母親について考えていた「おもちゃの世界の住人たち」の巻 前回、R子を取り囲む借り物家族を垣間見た話を書いた。 私はR子が産まれた頃から時々会ってはかわいがっていたのですっかり姉気取りでいただけで、R子の暮らしを共有していたわけではない。 おばとおばの姉やその嫁の「あっちの家族」を見て、R子が大学時代から私に取ってきた蔑むような言動の理由がわかったような気がした。 おばは会社員とはいえまあまあエリートなおじを夫に持ち、実家は病院経営で

【この世の中はクレイジー】④

備忘録 〜従姉妹編 その4〜亡くなった従姉妹とその母親について考えていた。「借り物の家族」の巻 R子が亡くなった後、私はある日の朝、起きたら歩行困難になっていた。 本当に突然。前日までに予兆があったわけでもなくぶつけたりした心当たりもない。 総合病院の整形外科でありとあらゆる検査をしたが異常なかった。 ひと月ほどで少しずつ歩けるようになったがその当時は大変だった。 今思うと、R子が突然亡くなったショックをどこにもぶつけられず自律神経がやられたのかもしれない。 R子の死か

【この世の中はクレイジー】③

備忘録 〜従姉妹編 その3〜亡くなった従姉妹とその母親について考えていた「人生って不条理なんだ」の巻 病院に着くと変わり果てたR子がベッドに寝かされていろんな管が繋がっていた。 脳幹出血を起こしたそうだ。 私が到着した時は今にも息を引きとってもおかしくない状態だった。 私は必死でR子の名前を呼んだ。 大丈夫、大丈夫だよ、R子、頑張って! 私は興奮していたのか、きっと元気になる、大丈夫とR子とおばに何度も語りかけた。 おじはどこかに行ってしまって見かけなかった。 お

【この世の中はクレイジー】②

備忘録 〜従姉妹編 その2〜亡くなった従姉妹とその母親について考えていた「危篤の知らせ」の巻 ずっと前のこと、今より若い私は三人の子育て真っ最中だった。毎日が息つく暇なく幼い子たちや嫁ぎ先の手伝いに明け暮れていた。その日も同じように慌ただしく朝食の準備をしていて、皆が食卓に着いた頃だった。珍しく朝早くから電話が鳴って出ると実母からだった。 「R子ちゃんが危篤なんだって。◯◯総合病院の集中治療室にいる。あなた行ける?」 「え、どういうこと??」 「昨日の晩、トイレで倒れて運

【この世の中はクレイジー】①

備忘録 〜従姉妹編 その1〜亡くなった従姉妹とその母親について考えていた。 「従姉妹は妹ではない」の巻 「その母親」とは血縁であるおじの配偶者で姻族のおばである。私とは血のつながりはない。 早朝目が覚めて、考え事をしていたら ずっと違和感のあった従姉妹の家庭のことを ぼんやり思い出し、その違和感がなんなのか 思い当たったような気がしたので 書き留めておきたくてブログという手段をとった。 誰かの目に触れてもいいとも思っている。 初めてのオンライン上の公開投稿なので、実験的