パートナーが選挙に無関心で感じたモヤモヤな話
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執筆時のモヤモヤ度は…★★★★⭐︎（4.0）
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「選挙、行ったことないよ！」
彼女がそう笑顔で言った瞬間、胸にズキンと痛みが走った。思った以上に強烈なものだった。
大切なパートナーが「選挙に行ったことがない」って言ったら、みなさんどう感じますか？
私はね、正直、すごく悲しかった。
ふたりで「いつかパートナーシップ制度ができたら…」って未来を描いていたのに。(私の勝手な幻想だったのかも)
選挙って、ただの「偉い人を決めるイベント」じゃなくて、私にとってはもっと大事なことなんです。彼女は、私たちの将来をどう考えているんだろう？同性婚訴訟の話がニュースで流れてる時に何を感じてるんだろ？
私たちはもうすぐ付き合って2年。お互い30歳くらいで、まあ、選挙に行くべき歳だよね。
ちょっと声を荒げて「なんで選挙に行かないの？」って聞いたら、彼女は「どうせ変わらないし～」って、軽く答えたんです。
ギャルかよ！って笑うしかなかったけど、内心は全然笑えなかった。唖然としました。
でもね、その言葉を聞いて、逆に彼女の中にも「変えたい何か」があるんじゃないかって感じたんです。
それが、諦めのような感じで、静かに叫んでるみたいで、なんか余計に切なくなっちゃって。
さらに驚いたのは、彼女の親友も同じ理由で選挙に行ったことがないってことだった。胸が締め付けられる思いでした。だって、その人もレズビアンで、パートナーがいるんですよ。「どうせ変わらない」って思ってる人って、意外と投票したことがないか、ちゃんと調べようとしてないんじゃないかって感じちゃいました。妹もそうだったし。
もし周りに選挙に行く友達がいたら、自然と一緒に行く流れになるよね。彼女とその親友は、そういう環境にいなかったのかもなあ。
だから、彼女を責めるつもりはなかったんです。でも、ここで言わないと、もっと大事なことを見過ごしちゃう気がして。
彼女には高校生の弟がいるんですよ。お姉ちゃんが投票に行かないと、弟も政治に無関心になっちゃうかもしれない。それが一番怖い。
正直、一番悲しかったのは「選挙に行かない」ってことじゃなくて、それを私に笑顔で、当たり前みたいに言ったこと。それが、私をどれだけ傷つけたかを彼女が全然わかってないってところだったんです。
その後、「次の選挙には行くからいいでしょ？」って彼女が言ったけど、なんかモヤモヤしたままでした。選挙に行くのは確かに大事なんだけど、私が本当に傷ついたのはそこじゃないんだよ、って思って。
でもね、希望はあるんです。私が選挙の大切さを正直に話したら、彼女もちゃんと向き合ってくれて、次の選挙には行くって約束してくれたし、候補者についても調べ始めた。私も政治について詳しいわけじゃないから、一緒に勉強していこうかなって思ってます。
選挙に行くか行かないかって大事だけど、それ以上に、選挙をきっかけに政治について考えること、行動を起こすことが本当に大切だと思うんです。
一票は小さいかもしれないけど、それが集まれば絶対に変わるはず。たとえ今回の選挙で思うような結果が出なくても、新しい課題が見えてくる。それを友達と話し合って、次の選挙にはもっと多くの人が選挙に行くようになるかもしれない。
そうやって小さな火種が、いつか大きな炎になる。それが世界を変えていくんです。だから、「意識高い」とか言われても、気にしません。
もし、彼女を投票から遠ざけていたのが環境だったなら、その環境を変えるきっかけになりたい。それが、私の役割だと思うから。
同性婚訴訟に関心が薄いのはまだ理解できるけど、増税や戦争とか、今まさに向き合わなきゃいけない課題もあるんです。
文句を言うだけ言って、選挙に行かない、なーんて人にはなってほしくない。
選挙に行かないことが「恥ずかしい」くらいに感じてほしい。
私たちは同性愛者だからこそ、政治にもっと関心を持ってほしい。私たちの権利や未来は、政治と切り離せないんだからね…
この記事を書いたことで、もしかしたらお別れする日が来るかもしれない。でも、それでもこのことはすごく大切だから。
そんな思いをNoteに書き留めたくて、急いでアカウントを開設しました（笑）
結局、選挙っていうのは、私たち自身がどうありたいか、どんな未来を望むかを示す大事な機会なんです。だから、私はこれからも彼女はもちろん、その「親友ちゃん」も巻き込んで行動していきたいと思います！
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執筆後のモヤモヤ度は…★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎（1.0）
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書き終わった今、だいぶスッキリしました。完全に解消されたわけじゃないけど、自分の中で整理できた気がする。
やっぱり書くことで、気持ちが整理されるって本当なんだなあと実感...！