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【緊急会議】このnoteは今後どうするのか
芋子「先週ちょっと色々ありましたが、とりあえず今回は私たち“小野と芋子”コンビがお送りします」
小野「相当数の記事が消えているじゃん……主に仕事の話を書いたやつが」
芋子「何が起きたかは固定記事のつぶやきを読んで察してもらうしか無いのですが、問題は今回の反省を踏まえた上でこの先どうするかだと思います」
小野「そうだな。特に最近は何でも好き勝手に書きすぎたきらいがあるから、ここらで一度このnoteの方向性や書く内容などを話し合ってみるか」
1.実は“スキ率”を調べていた
芋子「結局ボツになりましたが、実は2月下旬に“スキ率ランキング”というものを作成していました」
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小野「スキ率とは?」
芋子「記事のインプレッション(ビュー数)に対するスキ数の割合のことです」
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小野「Excelのピポットテーブル機能を使えばジャンル別のランキングを一瞬で出せるね」
芋子「なので、ジャンル別のランキングを見ながら『創作小説』『エッセイ』『会話形式(小野と芋子)』の3ジャンル別に今後どうすべきか話し合いましょう」
2.創作小説をどうすべきか
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芋子「まずは『創作小説』の記事を今後どうすべきか。ちなみにランクインしているのは2022年の作品ばかりで、昨年はたったの3作品(連続ものは合計1作品としてカウント)しか執筆していませんでした(しかも1つはmonogatary.comに投稿したもの)」
小野「今年の初めに決意表明しているからね。『2024年は創作小説も積極的に執筆していきます』と」
2年前は「創作小説」と「それ以外」に分けて考えていました。まず小説ありきで、それを読んでもらうまで「それ以外」の記事を定期的に投稿して固定の読者様を繋ぎ止める。そんな思いで執筆していました。
もう一度、その頃の気持ちに戻ろうと思ったのです。
自分の作品で一人でも多くの人に純粋な心を取り戻して欲しいと願ったあの頃に。
芋子「ていうか私、当方さんの小説、あまり好きじゃないんですよ」
小野「そうなの? 何故に?」
芋子「胸の小さい女子ばかり出すからです」
今日はマルキューとヒカリエで買い物すると、山内君にLINEした。俺も付き合いたいと返ってきた。どういうわけか、カジュアルやキレイめな洋服を着ることが多くなってからは「似合っているね」と褒めてくれる回数も増えた。本当に変わっているよ、私の彼氏は。両親指でフリック入力する私の小さい胸は躍っていた。
『小さい胸に、大きな穴が開く』 20XX-09-06 23:17
やっと手に入れた星たちは、ヒトデに変わってしまった。
長いようで短い夏の間に、目を離していた隙に、輝きは失われていた。
小野「本当だ。意外と貧乳女子が多いのな」
芋子「女性蔑視な感じが見受けられるのですよ」
小野「別に女性蔑視ではないだろ。『小さい胸に、大きな穴が開く』という“小”と“大”の対比表現を書きたかっただけなんじゃないの?」
芋子「文章表現のためにキャラを犠牲にしないで下さい!」
小野「ただ俺の場合よ? 俺の場合だけど、確かに女性のおっぱいが大きいと興奮しないと言えば噓になるけど、そうじゃないからと言って別に気にはならないよ」
芋子「胸の大きさはどっちでも良いと?」
小野「うん。女性の本当の魅力はもっと他の部分にあるんじゃないかな? ファッションとかメイクとか、あと優しさとか」
【創作小説 今後のラインナップ(予定)】
◎『陽キャになれる島(仮題)』
とある孤島に行けば誰でも陽キャになれるが、その代償として家族・友人・恋人から住居・学校・職場まで現状の全ての環境を捨てねばならないとしたら、陰キャたちは最後に何をするのか。当方128が特に最近ボヤいてきた「陰キャ・陽キャ問題」に決着をつけるため(?)に執筆する連続小説。
◎『二十歳とパパとパパと(仮題)』
ショートショート。
◎『俺のベスト初恋発表会』
芋子「というわけで、創作小説の次回作は既に構想を練っている段階です」
小野「まーた性懲りもなく連続小説かよ。『SNS監視委員会』で散々痛い目にあったのに」
芋子「あの作品、ガチで途中から予定変更してああなったんですよね」
小野「そうだよ。考え方が変わったとか何とかで。当初は『社会問題に一石を投じる』とか宣言していたのに、第四話では学級崩壊で不良生徒からの仕打ちに悩んでいた女性教師(名須谷)が、この社会問題にどう向き合うのかと思ったら、ただ歌ってプロポーズしただけだからね」
芋子「あれは絶句しました。国語教師が作詞、それも生徒への皮肉とか言うから、どんな奥深い歌詞になるかと思ったら『ダボダボのTシャツ まんまるのメガネ』ですからね」
ダボダボのTシャツ まんまるのメガネ
前髪のない私と 君の笑顔が並ぶ鏡
そんな朝が 毎日あればいいな
そんな日々が ずっと続けばいいな
小野「あいつに連続小説は無理だって! 今からでも考え直せ」
芋子「ところで小野先輩に質問ですけど、小説を書くのは楽しいですか?」
小野「……いや、書いている間は楽しくないでしょ。ストーリーは何度も行き詰まるし、良い表現をなかなか思いつかないし、行ったことない場所の情景描写が超難しいし、苦行でしかないよ」
芋子「では何故書くのですか?」
小野「ベタな答えだけど、自分で納得のいく作品が完成した時は嬉しいから、その瞬間のために苦行をしている。でもこれ、一見綺麗事に見えるけど、逆を言えば納得しない作品になってしまったら嬉しくないってことだからね。昨年の当方さんは全部これだから」
芋子「じゃあ尚更書く理由が分かりません」
小野「陽キャに勝ちたいからでしょ(?)」
3.エッセイをどうすべきか
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芋子「では、『エッセイ』の記事は今後どうすべきでしょうか」
小野「あのね、あくまでも俺の持論だけど、小説が上手く書けないならエッセイも書けないよ」
芋子「何故ですか?」
小野「小説とエッセイの違いは『フィクションか実話か』だけだと思うの。根底にある構成力や文章表現、情景描写などの書き方は共通している。だから、その人の小説に見られる個性や作家性はエッセイにもそのまま現れる」
芋子「ああ、確かにそうですね」
小野「てか、もうぶっちゃけるけど、当方さんはエッセイ向いていないよ」
芋子「そこまで言いますか……」
小野「仕事の話を詳しく書きすぎなんだよ。もし万が一にでも当事者が読んでしまったら『もしかして私のこと書いている?』って思うかもしれない」
芋子「それはまずい。最悪、垢バレの危険性もありますね」
小野「もう少しボヤかすとか、一部抽象的にするとか、やり方はあったんじゃないの? ただ起きた出来事を書くだけならエッセイじゃなくて『報告書』だから。それでも毎日続ければ『日記』という立派なコンテンツになるけど、そうじゃないならもっとエッセイとしての書き方を工夫するというか、とにかくエピソードじゃなくて文章力で勝負して欲しいね」
芋子「例えば、ランキングの一番上にある『夜の公園』みたいなやつをまた読みたいですね」
夜の空、一つだけ光る星の下、心地良いそよ風を浴びながら、誰も使っていない滑り台とブランコを眺め、物思いにふけること15分。
「涼しーい!」「ブランコ乗りたーい!」
男の子の声がふたつ。そこに父親と母親も加わり、4人家族が公園内を散歩している。
小野「確かに98ビューに対して11スキは結構多いな。どうせ仕事の話はしばらく書けないだろうし、もっとこういうシンプルな題材にも挑戦して欲しいね」
【エッセイ 今後のラインナップ(予定)】
◎『PCが壊れた話(仮題)』
◎『エアコンをつけたら天井から水が漏れた話(仮題)』
4.会話形式(小野と芋子)をどうすべきか
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芋子「いよいよ私たちの登場する『会話形式(小野と芋子)』について話しましょう」
小野「おしゃれ系やファッションネタのランクインが多めで、ありがたいことに好評意見も複数いただいています」
芋子「『男性目線で女性のファッションを語る』という切り口が珍しいのかもしれませんね。しょっちゅう変態路線に行きがちですが、女性の私がツッコミ役に回ることで多少は緩和できているのだと思います」
小野「それも会話形式の良さだよね。このフォーマットは映画評論ブログ『物語る亀』からヒントを得たけど、会話形式で書いている人はまだまだ少ない。皆もやれば良いのに」
芋子「文章力は全く鍛えられないですけどね」
【会話形式 今後のラインナップ(予定)】
◎『“タケジョ”になってデート服のマンネリ化を防ごう(仮題)』
◎昭和の歌姫をフィーチャー(諸事情により延期)
5.少しずつでも成長を……
芋子「色々話し合いましたけど、結局noteの方向性までは決まりませんでしたね。これまで通り『創作小説』『エッセイ』『会話形式』、あと『論説』や『エンタメ感想文』も並行して続けていくと」
小野「ここまで何でもありのnoteも珍しいんじゃないかな。どのジャンルにも自信がないという不安の表れとも言えるけど」
芋子「真面目な記事の数日後に変態炸裂記事を上げたりもしています。どちらかに振り切れないのも性格が出ていますね」
小野「フォロワー数も、多いことはありがたいけど、相互フォロー目的の方が大半であることは言及しておく。決してこちらから相互申請しているわけではないから、それだけは誤解しないで欲しい」
芋子「でもなりふり構わずフォロバしているじゃないですか。最初にやっちゃったから後に引けなくなったのもあるでしょうけど」
小野「当方さんは競馬も競艇も宝くじも一切興味ありません。お見知り置きを」
芋子「何の話でしたっけ?」
小野「これまで通り続けるのは構わないけど、これを機に心を入れ替えて、少しずつでも良いからブラッシュアップしてもらいたいところだね」