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jyounetsuka
「永遠に泳ぐ」ための呼吸法の習得
我々ヒトは陸上生活者だから水中、水面で簡単に呼吸できるはずがない。呼吸の技を習得しなければならない
「だいぶんキックもストロークも上手くなったが呼吸がうまくできない、25m以上は無理。」と水泳を続けるのを諦める人も多いようだ。もったいないことだ。「水泳の呼吸は特殊技能で習得するのは大変なことだ」と自覚して、意識的にこの技の習得に本気でとりくんで水泳を楽しめるようになってほしい。
水泳では水中で鼻から吐き、水上で口から吸うのが基本なのはわかるが、たやすくはない 呼吸の難しさには二つの要素がある
①吸気時に口が空中にあることが必要
②吐くのに多いに力を要する
①は姿勢の問題 詳細は他記事にゆづるが、クロールではローリング姿勢をキープするのが最も重要になる
②鼻道ー鼻の空気の通り道は、もともと洞窟のように狭く入り組んでいるうえに障害物(鼻水 鼻クソ 鼻毛)に阻まれる このことは空中ではさして支障にならないが、水中では、さらに水圧が加わるので大きな問題になる ボビングなどで吐く力を鍛える必要がある
呼吸がうまく出来れば楽に永遠に泳げるだろう