脳のスイッチを入れるだけで行動できる人へ『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』
最近暑いからかダラダラしてしまい、やらなくてはいけないことが全然できません。
なんでこんなに自分はダメなんだ。どうして動かないんだと自己嫌悪に陥ってしまいます。
そんな時、書店で見つけた『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』大平信孝著(かんき出版)を読みました。
動けなくしているのは脳の働きのせい、逆に脳のスイッチをいれるコツさえ掴めばすぐに行動できるようになるというものです!
メンタルコーチとして活躍されてる著者が使っているメソッドを盛り込んだ実践本です。
少し動くだけで変われる。
意思ややる気のせいにで動けないと自己嫌悪に陥ったり、あきらめ、悩んでいる人にオススメの本です。
脳の仕組みを使って、やる気や意志に頼らない行動力をつけれるメソッドで、すぐに使える37コツが紹介されていますので、ひとつずつ、できそうなのから実践するといいと思います。
少しでもいいから暑くてもまず動くことが重要だと思いました!!
計画をたてるのではなく、まずやってみる。
僕は今ジムに通っているのですが、ジムに行こうか迷う時、とりあえず着替えてみます。そうすると段々そわそわとしだし、家にいるのが気持ち悪くなってしまいます。
さらに、握力器具を少しやると行こう!という気持ちになりジムに向かえます。
とりあえず、小さい事からやっていけば、やらないといけないことができるようになります。
新しいことを身につけるには?
毎日実行することをルーティン化にすることも大事です。歯磨きだって毎日やるタイミングが決まっているから無意識にでもできるし、やらないと気持ち悪いです。
新しいことを始める時も、毎日のルーティンに紐付けると身につけやすいみたいです。
例えば、僕はあまり気乗りしない資格勉強の時は、歯磨き中に資格問題を一問解くことで勉強したことにしています。
それを毎日やると段々波に乗ってきて通勤の時にやったりと勉強時間が増えていくのです。
なんとなく気乗りしない時は?
なんとなく気乗りしない時ありますよね。
そんな時は軽く体を動かすと良いそうです。
腕立てでもいいし、ストレッチでもなんでもいいです。個人的には血流が良くなる行動が気乗りのきっかけになると思います。ガムを噛むだけでも脳が活性化されて行動できる気がします。
整理整頓がやる気や集中力をあげる
物を探している間に、別のことが気になりそちらをやっていたとか、物を探すのに疲れてしまい、集中できなくなったことはないでしょうか。本書でもビジネスパーソンは年間150時間探しものに時間を費やしているとの統計がでてきます。
探しものをすることは時間の浪費だし、集中力の低下ややる気の低下に繋がります。
なので、定期的に整理整頓をしやる気が起き集中できる環境を作りましょう!
1週間単位で振り返る
自分を振り返ることの重要性は他の本でも書かれていますが、ここでもその重要性を説いています。
反省点でなく、うまくいったこと、良かったことを思い返して、軌道修正して目標を達成することが書かれており、中でも「よかったことを思い出す」という観点が新鮮でした。
本書を読んで、「やる気出ないな〜」とスマホを見たりゴロゴロする状態が良くないと思いました。スマホを見ていると一気に時間が過ぎてしまいやる気も出ません。
そんな時は少しでも体を起こして掃除をしたり、動くことでやる気スイッチが入ると思いました。
毎年暑くなって、今年は特に暑いので本書で学んだことを実践しながら充実した夏を過ごしたいと思います。