見出し画像

『人は聞き方が9割』永松茂久著(すばる舎)

「もう会話で焦らない。凹まない。モヤモヤしない。」というのが帯に書かれていてベストセラーにもなった永松茂久さんの『人は聞き方が9割』(すばる舎)を読みました。最近コロナ禍でリモートも含め聞く力というのが重要になると感じていました。昔からデール・カーネギーの『人を動かす』を読んで意識はしていましたが、改めて学び直してみようと思い読んでみました。

●こんな人に有効
仕事、家族、友人関係、恋人など全ての人間関係を良好にしたい人に有効な本だと思います。具体的には以下のような人です。
・会話が続かずついつい話してしまう人
・話したり伝えるのが苦手
・コミュニケーションが苦手

●人は誰でも話を聞いてもらいたい!
人は誰でも話を聞いてもらいたいと思っています。なので、人の話は会話の中でも非常に重要となります。うまく聞けば好印象となり、人間関係の確立に役に立ちます。

ちなみに、人間関係は重要で、転職理由の1番の理由が人間関係という記事もあるように現代で重要な位置付けとなっています。その人間関係で重要になるスキルがコミュニケーションで、中でも大事なのが聞く力です。デール・カーネギーの名著『人を動かす』でも、盗人にも5分の理を認めるというのがあるように、話を聞き、それを認めることで人間関係を良好にし、人を動かすようなれるのです。コロナ禍ということもあり、たまに会うとみんな今まで以上に話します!特に目上の方にその傾向が強いです。人は話を聞いてもらう人を求めています。自分の話を聞いて欲しい、恋愛でも話を聞いてもらった方が楽しかったということをいうという本を読んだことがあります。聞くことは本当に重要です。

●安心感を与える
安心感を与えることこれが本書のキーワードです。人は本来、話したい生き物であるので聞くことで相手が楽しくなってたくさん話します。僕は話すのが苦手ですが、凄い聞いてくれる友人がいてその人の前ではたくさん話してしまいます。何を話しても否定されず聞いてくれるしアドバイスがもらえる雰囲気は大切です。良識の範囲でなんでも話していいんだよっていう安心感を与えることが重要です。

●魔法の傾聴
笑顔はやっぱり最高‼︎笑顔の人がいると周りが明るくなります。人が話すのにいい雰囲気を出して会話が弾むには笑顔と傾聴です。スマホを捨てて目の前の人の会話に集中しましょう!


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集