【読書感想】キーエンス解剖 最強企業のメカニズム 西岡 杏
当たり前の事を当たり前にやる
キーエンスが高い利益率と顧客満足を得られている理由は当たり前にやる事を当たり前にやると書かれていた。
これが普通の会社ではどれだけ難しいことなのか、今の自分と勤め先の会社を見ていて痛いほどわかる。
決めたルールは形骸化して、形骸化していまわないようにまた新たなルールが追加されるがそのルールも翌週には形骸化する。
本当に必要なのはルールを徹底的に実行して、絶対に形骸化しないように仕組みを作る事なのに守られもしないルールが山のように出来ていく。
社内ではルールの共通認識も取れておらず、実行されないルールへのフラストレーションが蓄積し協調性の無い上辺だけの仲良しコミュニケーションで裏では愚痴のオンパレード
キーエンスの哲学を社内に浸透させるには相当な根気が必要そうでキーエンスをまねてもキーエンスにはなれないとも書かれていたが、本当にこれはそうだなと感じた。
問題だらけのこの会社で自分に何ができるのかとも考えるが、きっとやる気になれば何でもできるんだろうと思う。
ネトゲ廃人の時とは違って今はそんなポジティブな自分がいるけれど、ほんの少しの勇気が出なくて行動移せない自分が悔しい。
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