親に依存してる
んんんんんんお前何歳
っていう問題で昨日は精神的になんか疲れてました。
この歳で親依存はキツい。
というよりはどちらかと言うと
「親に対等な人間として接してほしい」
という欲求が強く無理を押し通し過ぎて、道理もドン引く勢い。
今までも「自分を傷つけてきた相手になんで私はそんなに執着しちゃうんだろう…」と疑問を抱くことは度々あったが、そんな自分の疑問に対するヒントとなるような書籍があった。
初めてメンタルを病んだ時は「毒親」をキーワードとして文献を調べていたが、今思うと本来の正しい探し方はこれだったのかもしれない。
自分がメンタルを病んだ原因を外部に求めるのではなく、「どうして私はこんなに精神的に追い詰められてしまったんだろう」と自問すべきだった。
そしてこの本を紹介してくれたのが、学術系Vtuber・犯罪学教室のかなえ先生。
「稀有な体験をさせてもらったから多少の加害は…」
「酷い目に遭わされてるんじゃない、自分は特別なんだ」
他人事とは思えないフレーズの数々に色々と思わされるものがあった。
かなえ先生は少年犯罪に関するスペシャリストなので、お話を聞いていると「親と対等に話してもらえない」現状に苦しむ自分の内側にあるものがなんなのか、という疑問も少しずつ氷解してくる感じがする。
決して「子どもに罪は全然無いよ〜」という話ではなく「罪を犯してしまうことには、こんな背景があるんだよ〜」という調子の話が多いので、聞いていて納得させられる点が多い。
まぁでもある程度知識を得たところで「なんか色々分かってスッキリ〜!気持ちいい〜!!」という単純なお話でもなく、「な、なるほど〜…よう分かったような腑に落ち切らん部分もあるよ〜な……」といきなりテキスト数十ページ分叩き込まれたような疲労感が最初にやってくるので、これから実生活に応用していくという形にはなるが。でも何も得られないよりはマシなんだよな。
学びにはエネルギー消耗がつきもの、という話でした。