贅沢な生き物
先日ちょうどお昼時にフードコートに入ってしまい、フードコートは人で溢れかえっていた。全席埋まっている中、不自然に一つだけ空いた真ん中の席。その席は天から光が降り注いでいて、神々しく光り輝いていた。今私が見ているのは空席を探すあまりに見た幻覚か。まあ、そんなことはどうでもいい。とにかく座れればいい。その席が誰かに取られる前に、とすこし小走りで着席。さあ、食べようかと思ったら上からとてつもなく強い日差しが差し込んでいるではないか。初めのうちは気にならなかったが、だんだんと暑さを感じるようになった。カレーおいしい、ん?暑いなぁ、でもカレーおいしい、暑い、やっぱ暑い、ポテトうまい、あっっっっっっっついな!!そんな感じ。そこで初めて、この席だけ空いてる理由がわかった気がした。ぜひ皆様には頭に入れておいてほしいことがある。それは、混み合っているフードコートで不自然に一つだけ空いている席は、空いているのではなく、空けられているということ。そして、その席にはよっぽどのことがない限り座らないほうがいいということを。