九州北部2024年夏紀行6 ★ 帰り道四国に寄り道したらゲリラ雷雨で土讃線最終列車運休どうする?
本日は山口県岩国市から香川県高松市へ移動します
九州北部の旅日記ですが、まっすぐ帰らず寄り道したため本日は中国地方四国地方の旅になってしまいました
本日の寝台特急サンライズ瀬戸号シングル個室を予約できましたので高松駅からこの列車で東京に帰ることにしました
暑さでやや疲れがあるので本日も列車移動の旅にします
日付:2024年8月25日日曜日
天候:☁️☀️一時☔️⚡️ 26〜35℃
岩国駅(山陽本線)→ 広島駅(呉線)→ 広駅
今朝は曇っていたせいか少し涼しくていい朝です
岩国駅6:35発山陽本線上り普通広島行きに乗車します
朝の瀬戸内海、宮島がきれいです
広島駅で6分の待ち合わせで7:37発呉線広行きに乗車します
海田市駅手前で貨物線と山陽下りを立体交差して呉線に入ります
瀬戸内海そして呉の港を見ながら進みます
8:43広駅に到着、朝ごはんを食べに行きましょう
駅前にはセブン、ローソン、マクド、すき家、かつ庵などがあり食べ物には困りません
そのほかにもエディオンやドラッグストアなどロードサイド店舗が並ぶ便利な場所で、広駅周辺は観光ではなく住む場所です
急激に暑くなってきました、日差しがキツイです🥵
広駅(呉線)→ 三原駅
広駅10:18発呉線三原行き2両編成の電車に乗り込みます
この区間の路線愛称は瀬戸内さざなみ線と言います
安芸川尻駅の先に日本一短い鉄道トンネル「川尻トンネル」8.7mがあります
忠海〜須波は美しい海岸沿いを走行する癒しの区間です
三原駅(山陽本線)→ 糸崎駅 → 福山駅
11:54三原駅に到着、山陽本線上り12:03発に糸崎行きに乗り換え、
12:08糸崎駅に到着、12:17発4両編成に乗り換えます
24両貨物列車に抜かれます
電車の中はエアコンが効いてて快適ですね
山陽本線のこの区間は貨物列車がいっぱい通ります
そして、また海沿いを走行します
尾道はやっぱりいい!
この付近の風景は本当に素晴らしい😄
12:45福山駅に到着、ここで昼食にします
改札出てすぐの麺 あじわい処で福山ラーメン660円を注文、お手軽昼食です
福山駅(山陽本線)→岡山駅(瀬戸大橋線)→坂出駅(予讃線)→多度津駅
13:10岡山行き4両ウララという電車に乗り、14:10岡山駅に到着、
岡山駅には今夜乗車する寝台特急サンライズ瀬戸号も通るので岡山観光してもいいのですが、香川県多度津町にある道隆寺に行きたいので岡山はスルーします
3分の乗り換え時間で岡山駅14:13快速マリンライナーに乗車しました
瀬戸大橋を渡って行きます
14:50坂出駅に到着し、15:00発の琴平行きに乗り換えます
15:14多度津駅に到着!
⭕️四国霊場七十七番札所道隆寺
まだまだ太陽の位置が高く日差しが肌に刺さります
駅から徒歩12分で道隆寺に到着します
なぜ道隆寺に来たかというと、昨年までに四国霊場八十八ヶ所を全て参拝したのですが道隆寺の印象が薄く、どういう寺だったのか改めて参拝しようと思ったわけです
本尊:薬師如来(病気を治す仏様)
目なおし薬師の寺です
御詠歌:ねがいをば仏道隆に入りはてて 菩提の月を見まくほしさに
創建:712年(和銅5年)
御真言:おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
▶️衛門三郎とは、伊予国の豪農である河野家の人物である
ある時、みすぼらしい身なりの僧が現れ托鉢をしようとしたが三郎は追い返し、翌日もまたその翌日も何度も僧は現れ、三郎は怒って僧が捧げていた鉢を竹のほうきでたたき落とし割れてしまったが、実はこの僧は弘法大師空海であった
三郎には8人の子がいたがその時から毎年1人ずつ子が亡くなり8年目には皆亡くなってしまった
悲しんでいた三郎の枕元に大師が現れ三郎はやっと僧が大師であったことに気がつき後悔した
三郎は懺悔の気持ちから大師を追い求めて四国巡礼の旅に出る
二十回巡礼を重ねたが出会えず二十一度目は逆に回ることにして巡礼を続けた
その途中、阿波国の焼山寺近くの地で病に倒れてしまい、死期が迫りつつあった三郎の前に大師が現れ三郎は今までの非を泣いて詫びた
大師は三郎に来世の望みを聞くと河野家に生まれ人の役に立ちたいと望み息を引き取った
大師は衛門三郎再来と書いて左手に握らせこの地に葬り、その後庵を設け杖杉庵と名付けた
翌年、伊予国の領主である河野息利に長男が生まれるが、その子は左手を固く握って開こうとしない
心配して安養寺の僧が祈願をしたところやっと手を開き、「衛門三郎」と書いた石が出てきた
その石は安養寺に納められ、後に寺は石手寺(五十一番札所)と寺号を改めた
以上が衛門三郎の伝説です
道隆寺に入ると寺の様子を思い出しました
本堂と大師堂に参拝します
お遍路したいー という思いが強くなりました
多度津駅から阿波池田駅へ土讃線の旅
多度津駅に戻ります
多度津駅は1889年開業の古い駅で松山方面予讃線と高知方面土讃線の2路線が乗り入れる重要な駅です
歴史を伝える1913年に建造された給水塔ですが、残念ながらとり壊されてしまうようです
給水塔は2つありましたがすでに一つは解体撤去済みです
それにしても今日もいい天気でとても暑いです☀️🥵
まだ時間があるので高松に向かわず、讃岐山脈と吉野川を見に行きます
バッチリ計画も立てたのであとはこの計画通りに東京への帰途につきます
この先どうなるかも知らずに‥
高松や琴平は過去1年以内に訪れているので今回はスルーして土讃線で讃岐山脈を抜ける旅にしました
多度津駅15:59発阿波池田行きディーゼルカー1両編成に乗り込みます
セミクロスシート車両でボックスシートに座ります
讃岐平野ののんびりした風景から讃岐山脈へ山の中へ入ってゆきます
癒される風景ですね
香川・徳島県境の長いトンネルを抜けると秘境駅の坪尻に止まります
この自分が乗車している列車が阿波池田方面行きの最終列車で、この後の普通列車は坪尻駅を通過します
峠を越えると急に天気が悪くなって坪尻から1駅進んだところで雨が降り始めました
夕立かな? この先どうなるかも知らずに‥
17:07阿波池田駅に到着すると激しい雷雨です☔️⚡️
山の方を見ると雷が落ちました⚡️
しばらく雨宿りしますが、雷雨のおかげで涼しい〜
夕立もいいもんだ
なんて呑気な私、この先どうなるかも知らずに‥
駅前にはアーケード商店街があり、雨なので助かりますね
雨は弱まってきました
外を散策するには傘が必要なので、散策は諦めてこのアーケードでゆっくりしようと思います
17時半、多度津方面への戻りの列車まで時間があるので夕食にしたいと思います
お好み焼 つくし という店でミックス焼き1000円をいただきます
お好み焼きだけではなく定食もあり、お酒も飲めるお店です
美味しかったですね〜、満足です、この先どうなるかも知らずに‥
☔️大雨で土讃線運転見合わせ☔️
お腹も満たされて、18時半に駅に戻ってきました
なんか駅の様子がおかしいな〜、なんだろう?
あれっ?高松・岡山方面の発車時刻案内が表示されていません
大雨の影響で運転見合わせとのこと
まあ仕方ない、しばらく待てば運転再開するでしょうから待ちましょう
なんて呑気なことを思っていたら、
運転再開の見込みが立たず、土讃線多度津方面の本日の列車は全て運休するとの案内がありました
雨量が規制値を超え、多度津駅〜阿波池田駅が運転できないようです
18:50発普通列車最終土讃線上り列車が大雨で運休決定😭
しかも特急列車も運転できないので高松方面への足がありません
ええっ!困ったー😅
高知発岡山行きの特急南風24号も阿波池田駅で足止めを喰らっていて特急の乗客も困っていました
この特急南風24号岡山行きは、岡山で新幹線のぞみ号に乗り換えて東京に行ける最終列車で、岡山に50分遅れまでなら東京に行くことができる列車です
なお、高知からやってきたこの特急南風号岡山行きは高知へ引き返すとのことで、諦めて高知へ戻る人もいました
この場合は全額払戻してもらえます
特急列車は19:35から少し遅れて高知へと戻って行きました
私はタクシー会社に電話してみましたが配車に時間がかかるとのことで断念しました
慌てても仕方がないので駅のベンチに座って幸運を祈ります
なるようにしかなりません
とりあえず駅の売店でおやつを購入します
駅員さんに何度も質問する人がおられましたが、駅員さんもこの後どうなるのかの連絡が来ていないので、こういう時は皆さん困っていました
駅員さんご苦労様です!
天候は仕方ないですよね
救済バスを手配してくれました
しばらくすると、救済バスを手配するとの案内がありました!
JR四国ありがとう!
やったー😄、ただし特急列車の客優先とのことで満席だったら私は乗れません
駅の近くには宿泊する施設がありますので最悪そこで泊まります
救済バスがやってきました!
2台来るとのことで、私は2台目に乗車できました🚌
JRはバスに乗り切れない人のためにジャンボタクシーも手配していました、感謝です!
阿波池田駅を救済バスは19:57に出発しバスは多度津駅まで行くとのことです
バスは観光バスタイプの車両です
JRの運休決定から1時間半くらいで救済バスに乗れて、これはJR四国の手際が良いと思います👍
雨はほぼ止みましたが、本日は高松方面の列車は全て運休です
思いもよらずここからはバス旅となります
国道32号を進みますが、いつの間にか 猪鼻峠は新たな長大トンネルができていました
順調に進みますが、バスの運転者さんは土地勘がない人のようで、
なぜか丸亀の先まで行き海沿いを多度津へ戻って進みました
大きな時間ロスで、宇多津と間違えた?
道路もところどころ混雑しておりロスタイムが拡大します
そして多度津付近でも道間違えてるー
多分徳島のことは知ってるけど多度津には来たことないんでしょうね
運転席近くの乗客が道違いを指摘していました
それにしてもサンライズに間に合うのか? ギリギリか!
間に合わなかったら仕方ない、なるようにしかなりません
運転手さんの不慣れなことは致し方ないでしょう
普通に行けば阿波池田から多度津は距離35kmくらいなので1時間で行けるところですが、
なんとか21:25多度津駅に辿り着きました〜
よかったー😄
運転者さん、ありがとう!
多度津駅から坂出駅へ
多度津駅21:35特急いしづち102号に乗車します(3分遅れ)
3両編成で車内は混雑しており立って高松方面に向かいます
でもこの列車に乗れて一安心😮💨
この列車は坂出駅でサンライズ瀬戸号に接続する列車だからです
高松まで行くと寝台特急サンライズ瀬戸号に間に合いません
4分遅れの21:45坂出駅に到着し下車しました
サンライズ瀬戸号は21:44発ですがまだ来ていないようです
20分ほどホームで待ちましたが列車はやってきません
改札口で駅員に問い合わせたところ、サンライズ瀬戸号はまだ高松駅を発車していないとのことでした
改札を出たところにセブンイレブンがあるので食料と飲料を調達しました
このセブンイレブンは22:30で閉まるのでまだ開いていて感謝です!
あとはサンライズ瀬戸号が来るのを待つだけです
いろいろありましたが、ここまで来れたことには本当に感謝します
救済バスのおかげでサンライズ瀬戸号に乗ることができるんですもの🙏
このあとはゆっくり夜行列車を楽しみましょう
今回の記事はここまでといたします
寝台特急サンライズ瀬戸号乗車に続く🔜
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