「問題の持ち主」は誰なのか?
「◯◯のカウンセリングをお願いしたい」
カウンセリングの依頼の中には
このように
親御さんや夫婦のどちらからか
カウンセリングの依頼を
してくる時があります。
その時は
そのまま受けるのではなく
まず依頼してきた方に
相手がどんな状況なのか
なぜ受けさせたいのか
などを伺って
その上で
その相手が本当に
カウンセリングを
希望しているのかどうかを
を確認してみます。
そして
希望してるという場合は
カウンセリングの前に
必ずその相手に連絡をして
再度意思確認をします。
その際
相手の受け答えで
言われたから
希望しているのか
本当に
自分が希望している
このことがわかります。
もしも
「言われたから」
であれば
もう一度その意思が
あるかどうかを伺って
その上で判断します。
このように
本人以外の人が
依頼してきた場合は
実は本人ではなく
依頼をしてきた方が
カウンセリングを
「受けさせたい」と思っている
そういうケースがほとんでなんです。
もちろん
依頼したい
その気持ちもわかります。
ただ
カウンセリングは
本人に
変わりたい
そういう気持ちがなければ
難しいんです。
だから
依頼したい方の気持ちを
まずは受け入れた上で
その依頼してきた方に
相手のことを詳しく教えて欲しいと
ま先にカウンセリングをしませんか?
と提案します。
最初は
「私じゃなくて子どもを・・・」
と戸惑いますが
そのためにも
できれば詳しく知りたいから
カウンセリング
という形になるけど
時間を作ってください
とお伝えします。
何を言いたいのかというと
誰が「問題を持っているか(持ち主)」
なのかを明確にするためです。
相手が問題(悩み)を持っている
と思っていても
案外本人は気にしてない
悩んでいない
そういうことが多いんです。
つまり
問題の持ち主は
依頼してきた方
そうなるんです。
相手のことを
問題視している
ということなんです。
そのことが
わかるだけでも
依頼されてきた方も
そして相手の方も
変わってくるんですね。
今
あなたが抱えている問題
その「問題の持ち主」
は誰なのか?
そこを客観的に
見てみることも大切なんです。