運動がうつの予防・改善に良いとされる理由。
『ストレス脳』によると、うつは様々な「神経生物学的プロセス」が要因となって起こるらしい。
「神経生物学的プロセス」
・HPA系の活動が過剰になる
・体内の炎症
・神経伝達物質の分泌低下(ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンなど)
・BDNF(脳の栄養物質)の分泌低下
・偏桃体の活性
そして、これらに対処できるのが「運動」である。
「運動で得られる効果」
・ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンの活性
・BDNFの活性
・免疫系の活動を抑え、慢性的炎症を抑える
・新しい脳細胞ができるスピードを上げHPA系を平常化
・他にも多数の効果があるとされている
上記からわかるように、運動はうつに対して真逆の働きかけることができることが脳科学的に証明されている。
私個人の体験として、朝散歩もオススメです。
日光+散歩(有酸素運動)でセロトニンが活性できる点と、日光で体内時計をリセット効果+分泌したセロトニンがメラトニンへ変わる効果で、睡眠を即しやすくなります。
私自身、こういった効果は何度も勉強と体験を通じて実感していますが、改めて復習したことで、やはり運動が大切だなと感じました。
読んで頂き、ありがとうございます。
かずと
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