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コメダ珈琲店×森永製菓・コラボ商品5種の感想・2024

コメダ珈琲店と森永製菓、なんと今年もコラボ!
去年のコラボが好評だったらしい。

あれ?去年とタイトル一緒になっちゃうじゃん!
ということで、今年はタイトルに2024を付けてみた。
年内に再びコラボしたらもう知らない。


24店舗を駆け巡った件

商品のパッケージには、コメダ珈琲店のロゴを大きく配置し、コラボレーションをわかりやすく表現しています。

森永製菓公式HPより

へぇ、探しやすい見た目は助かるなぁ。
……と、思っていたのだが。
まあ見つからないこと見つからないこと!
探しやすさ以前に、そもそも店舗に置いていないのだ。
憎い……田舎が憎いっ……!!

しかし、そんなの実に簡単な話じゃないか。
見つからないなら、見つかるまで探せばいいのだ。
発売日の3月19日から、私はありとあらゆる店舗を駆け巡った。
今回のコラボ商品は5種6品。
何としてでも全商品の集合写真を撮るんじゃあ!

そして発売から6日後、24店舗目。
遂に全品購入を達成したのであった。

24店舗に異常性を感じるって?
失礼だな、純愛だよ。

小枝<コメダ珈琲店シロノワール>

コラボ商品は5種6品だと前述した際、疑問を覚えた方もいるだろう。この小枝が、2つの形態で販売されているためだ。

一方は、11袋入りの箱タイプ。

開封すると、メープルシロップの甘い匂いが漂う。しかし単なるメープルシロップの味ではなく、ちゃんとソフトクリーム特有のミルキーでまろやかな味わいも再現されている。
かなり甘いので、お茶請けに合うこと間違いなし。

そして、21袋入りの大袋タイプも売られている。最初に少量の箱タイプを買ってみて、気に入ったら大袋タイプを買うのも良いだろう。

コメダ珈琲店小倉トースト味サンドクッキー

告知の時点で最も不可解だった商品。
パンをクッキーで再現するとは……?

開封してサンドクッキーの匂いを確かめる。
芳醇なバターの香り!ずっと嗅いでいたい。
そして、僅かに小倉あん的な匂いもある。
小倉トーストのサンドクッキーとしては完全再現の香りだった。

そして肝心の味は、思いっきり小豆。小豆の皮のような味わいまで感じることができる。あんバターの美味しさをそこまで見出せずにいる私だが、これは美味しく頂くことができた。
袋の表記によれば、乾燥あんは0.2%使用。バターは乾燥あんの後に書かれているのでさらに少ない。そんなに少ない材料からこんな風味を出せるなんて凄いなぁ。

チョコボール<コメダ珈琲店アイスココア味>

包装のビニールを剥いた瞬間、あのアイスココアの匂いがふわっと漂う。

明らかにチョコとは違う、ココアの味がする。
ただ、抜きんでたものは感じられない。ココア味はココア味だけど、コメダのココアかって言われると、それは分からないかなぁ。
言い換えると、コラボ商品とかではなく、普通にココア味のチョコボールとして売られていそうな、普遍的な味わいに思える。

ただ、匂いは確かにコメダのココアそのもの。
コメダのオリジナリティを満喫するには、このクチバシに鼻を近づけて嗅ぎ倒すのが正解です。

ミニエンゼルパイ<コメダ珈琲店クロネージュ味>

パイってこんな花の形だっけか?
調べてみると、私は二十余年もの間、エンゼルパイとチョコパイを混同していたことが判明した。これは大変失礼致しました。

チョコパイはロッテ。ケーキにホイップクリームをサンドし、チョコレートで包んだもの。

エンゼルパイが森永。マシュマロをビスケットで挟み、チョコレートで包んだもの。

ビスケットのボソボソ感と、クロネージュのバウムクーヘンのボソボソ感がすごくシンクロしている。この食感からエンゼルパイとクロネージュを取り合わせた人は天才。

箱にはメープルシロップのかかったクロネージュの写真が使われているため、メープルシロップの味がするのかと思っていた。しかし、成分にはメープルシュガーの記述が無く、メープルシロップの味もしない。
個人的には、メープルシロップを取り入れなかったのは英断だと思う。シロノワールの再現にメープルシロップを使うため、差別化が図れるからだ。

それにしてもマシュマロが美味しい。
エンゼルパイ、子どもの頃は苦手だったけど、商品も私の好みもだいぶ変わっているのかも。というか、その記憶が本当にエンゼルパイかすら怪しい。
普通のエンゼルパイも今度食べてみよう。

ベイクドチョコ<コメダ珈琲店クロネージュ味>

購入した皆さん、くれぐれも大袋を開けた直後に鼻を突っ込まないように。ココアの匂いがするかと思いきや、ビニールの臭いしかしないからね。

さあ、中の小袋を開封すると……
ココアの良い匂い!

そして、ソフトクリームが溶けた時のミルキーな匂いすら伝わってくる。味わいも同様に、ソフトクリームがよく再現されている。
ココア味は、クロネージュのココアバウムクーヘンを意識しているのは分かる。ところが私、「クロネージュのココアバウムクーヘンからココアの味はしない教」の信徒である。
クロネージュをココアで表現するには難しいと思うんですよねぇ。だって元からココアの味しないもん。
森永製菓にはコラボよりココアバウムクーヘンのアップデートに協力してもらった方がいいんじゃないか?

2023との違い・感想

まずはパッケージだ。デザインが統一されていて、コメダ豆知識も全てに印刷されている。
収集しがいがあるというものだ。

そして今回何度も出てきた言葉が「香り」である。シロノワールや小倉トーストの再現された香りには恐れ入った。
一際印象的だったのが、ココアの香り高さ。「ココアはやっぱり森永♪」でお馴染みの通り、森永製菓のココアは最高だった。

みんな、タバコなんて吸ってる場合じゃないよ。
時代はココア。ココアを吸おう。

チョコボールのクチバシを満喫せよ。
ベイクドチョコの空袋の残り香に酔いしれよ。
ココアを吸って健康的に幸せになるのだ。

これから購入する人へ

私が商品をコンプするために訪れたのは24店舗。
その内訳は、コンビニが8、スーパーが14、ドラッグストアが2。回るうち、一目散にチョコレート菓子の売り場へ辿り着く能力が身に付いた。その中で得た知見を、ここに共有しておく。
・コンビニでは小枝のみの販売が多い。
・スーパーでは小枝・エンゼルパイ・サンドクッキーの並びが頻出。
・スーパーにおいては、お菓子売り場ではなく出入り口付近のワゴンに固めて置いてあることが多い。たぶん新商品エリアなのだろう。
・ベイクドチョコと大容量小枝は大袋なので、まずコンビニには存在しない。この2つを狙うならスーパーに行く方が賢明である。
・ドラッグストアでも稀にお安く売ってある。寄ったら一応探してみよう。

なお、今回のコラボ商品に用した金額は1553円。
1000円札2枚を握り締め、今すぐお近くのスーパーをチェックだ!


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