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サミュエル・L・ジャクソンの無駄使い🤣映画『ディープ・ブルー』

こんばんは。きなこもちです。

有名な俳優さんがカメオ出演したり、チョイ役で一瞬だけ出ることはよくあります。中でもサミュエル・ジャクソンはいっときビビるほど映画に出まくってた時期があって、そんだけこなそうと思ったらチョイ役が増えることもままあるでしょう。

今日は「それにしてもマジかよw」と思うサミュエル・L・ジャクソンの贅沢な無駄使いサメ映画『ディープ・ブルー』を紹介します。

今回は割とネタバレします。それでも読みたい方だけどうぞ。ちなみにネタバレを見たとしても、自分の目で確かめて楽しむことをオススメします。

あらすじ

アルツハイマー病治療の特効薬を作るためアオザメの脳を用いた実験をおこなっている海上の医療研究施設アクアティカ。この研究施設で飼っていたサメが逃げ出し人が食べられそうになる事件が起こった。そのサメはサメハンターの手で捕獲され、けが人も出ずに済んだものの、アクアティカを所有する製薬会社社長は事態を重く受け止めアクアティカの閉鎖を決定する。しかしアクアティカで働くスーザンは反発し、研究がほぼ完成段階にあることを証明するため社長をアクアティカに招いた。

このとき追い詰められたスーザンが研究成果のために実施したことで、アクアティカに集まった人々がサメによって追い込まれてしまうのだった。

サミュエル・L・ジャクソンは超序盤で死ぬ

さっそくネタバレです。サミュエル・ジャクソンは社長のラッセルの役をやってるんですが、本当に超序盤でマジかーいwって思うような死に方をします。

サメ映画やホラーを見慣れてない人からするといきなり人がサメに食われて死んだらショックだと思うんですけど、この死に方は何回見ても笑っちゃうんですよねwなんかサミュエル・ジャクソンが楽しそうって意味でw

サ「みんなで協力して共に生き残るんだ!」
周囲「(驚いた顔でうしろーうしろー!と指を指し始める)」
サ「うわぁぁぁあああ」
サメ「(サミュエル・ジャクソン咥えたままブンブン振ってる)」

うーん……。なんかやっぱ映像じゃないとこのおもしろさわかんない気がしますね。ガブームシャーバリバリーってされてるサミュエル・ジャクソンがこのままフェードアウトするのが、これ本人もわかってOK出したんでしょ?と思うと、もう楽しんでるとしか思えないんですよ。あまりにきれいな出オチすぎて、この作品屈指の爆笑ポイントになってます。

女性が全滅する(イチャコラハッピーエンドじゃない)

これもネタバレですけど、生存者は二人でサメハンターのイケメンとアクアティカ専属コック(男性)とコックが飼ってるオウムです。そう!この作品、モンスターパニックホラーでは珍しく女性と男性のペアで生き残るわけじゃないので、ラストでイチャイチャしないんです!そこがめちゃめちゃいい!

女性研究員のスーザンが一応最後までギリギリ生き残ってて「うわーコック死ぬのかなー。コック、陽気だから生き残ってほしいなー」と思ってたら、最後の最後でスーザンが死んでなんか見てるこっちが謎のガッツポーズ💪を決めたくなる、そんな映画です。スーザンのせいでアクアティカ大変なことになってるしね!因果応報だね!と。

しかも男性二人でまだギリギリ沈んでないアクアティカの甲板の上で「助け来るのかなー?」ってヘラヘラしながら途方に暮れてて、そうそうこういうのでいいんだよ、こういうのでって気持ちになれるところがとてもいいです。ぜひ最初から見て生き残ったおっさん二人のヘラヘラまで通して見てほしいです。

ていうかコックが地味に優遇キャラとかセガールかよって思っちゃいます。

頭がいいサメに襲われるところは確かにホラー

ここまでの私の紹介だとコメディーか何かと勘違いされそうなんで一応補足します。これはSFホラー映画です。

スーザンが研究のためにサメの脳を使ってたのですが、量が足りないからとサメの脳が巨大化するような遺伝子操作をやった結果、知能が驚異的に高まった研究検体のサメが人に反旗をひるがえすという映画です。友だちが確か金曜ロードショーでこれを見たとき怖すぎて途中で見るの諦めたと言ってた程度には怖いです(ただし友だちは映画『シックス・センス』も見れないくらいホラーが苦手ですが…)。

ただでさえサメって怖いのに、そのサメの知能が跳ね上がるのは私だって怖いです。海も『ジョーズ』の見過ぎでサメが来たらどうしようとかちょっと考えちゃうんで。

またこの映画が上映された当時はサメのCGが大変評価されてて、映画の紹介でもど迫力とか言われてた記憶があります。今見るとアラが見つかりますが、当時としてはサメがリアルですごかった印象です。

おわりに

はい。もう一度言いますが、『ディープ・ブルー』はホラーです。でも何度も見ちゃうとどうしてもネタ要素に目が行く内容です。初見なら普通に怖いと感じると思うので、ホラーとして楽しみたい方もコメディーとして楽しみたい方もぜひ見てください。

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