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晩夏の公園⛲。

宮前公園にて。

晩夏の候です。まばゆい太陽☀を浴び周りは蝉の大合唱が響き渡る

茹だる灼熱地獄だった先週とは打って変わったカラリとした暑さの土曜日の、午前中。

一昨日の雨☔の後に空気が変わったのは金曜日。

その翌日に、都立大学駅から10分程の場所のマンションで清掃の仕事を済ませてから、寄り道しようと八雲方面へ。

青空に薄雲がかかり、時々日が翳ったりして。でも前のようなベターッとした湿気じみた蒸し暑さじゃなかった。
宮前公園正門。

いつか行ってみようみようと思いつつ、なかなか行けなかった公園だ。

去年の暮れに訪れたきりで、半年以上も訪れられなかった宮前公園。

入口からしていきなりテニスコートだ。

やつでがお出迎え。

テニスコートの角を右に曲がると奥の児童公園に続く通路に出る。
通路の右側にはちょっとした雑木林が、緑の葉を繁らせていた。

わりと綺麗に整理されている通路。右側の植え込みは雑木林と化している。
緑一色の中、艶やかに咲く百日紅。ピンクが目👀に滲みるゼ〜

通路から先の石段を上ると、木々の多い児童遊園エリアに出る。

児童遊園エリア。


親子連れが砂場遊びをしていた。若い母親と小さな兄弟。

見ると、弟さんだろうか、小さな男の子👦がミニカーのトラックの荷台に、何と!お兄ちゃんに捕まえてもらったのか、自分で捕まえたのか(そんなわけないか)😅

ベンチ。

翅の透けた蝉を乗せて遊んでいた。母親は蝉を乱暴に扱うその子にハラハラしているような感じに見えた。

翅の透き通っている蝉と言えば、ここらへんではミンミンゼミか、最近関東地区に進出しているクマゼミくらい、あとは翅が茶色いアブラゼミが大半だ。

蝉の大合唱が凄かった

そういや、公園正門からはいってすぐ…蝉が凄まじい勢いで大声量の蝉時雨を響きわたらせていた。
その響きたるや、当に!

耳👂をつんざく大音量。短い命をこの歌声に賭けて、声の限りの大絶叫。
無理もない、彼らはパートナーと契りを結び子孫を残すという、生き物全般にとって大切極まる大仕事を、羽化後僅か1週間〜10日の短い生存期間の中でやり抜かねばならぬのだから。

緑の中で魂を賭けたパートナーへの呼び掛けが沢山の、小さな蝉達によって行なわれる。

まだ暑い空気の中で、木々から大量に降り注ぐ、蝉時雨。

雄も雌も、相手にめぐり逢えずに1週間たてば命が終わる運命さだめ。めでたく互いにめぐり逢い、契りを結んで子孫を産み遺せば、蝉族としては、何も悔いる事はない、
…と、蝉達は個体ごとに思いながら鳴くのかしらん?🙄🤔。


一方、必死の呼び掛けも虚しく、パートナーにめぐり逢えずに死んでいく蝉達は、子孫繁栄の為の、一世一代の大事業を成し遂げられなかった事への悔しさを、ひっくり返った体勢で、脚をバタつかせながら噛み締めているのだろうか。

七年もこの殻を着て、土の中で生きぬき、やっと地上に出る時、この飴色の殻を脱ぎ捨て青春を謳歌し、アッと言う間に死んでいく。



唸るような蝉時雨に耳を劈かれそうになりながら、宮前公園をあとにした。


さらば青春の光。さらば、宮前公園。
最後はお花です。

そういや土曜日、今年初めてツクツクボウシの歌を聴いた!

秋が来た、んだな~😙😙😙


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