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『イソップ物語』からの生きるヒント

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『イソップ物語』は、子ども向けに作られた話ではありません。本当は、大人へ向けた、生き方のアドバイスだったのです。作者とされるイソップは、2500年ほど前の人で、ギリシャの奴隷であ…
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記事一覧

偉そうなことを言って、人をいじめたり、バカにしたりするヤツなんて~ロバをいじめた…

 他人の態度に、腹が立つことはありませんか。相手が、立場が上の人だったら、苦情も言えず、…

木村耕一
3週間前
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最後にあわてない、後悔しない生き方の、大事なポイント~アリとキリギリス(イソップ…

なぜ、期限がきてから、あわてるのか。計画倒れになって後悔するのか。同じ失敗を繰り返してい…

木村耕一
1か月前
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分からないことを、「分からない」と言えるのは、立派な人です~ワシとカタツムリ(イ…

「分からない」と言うと、バカにされると思って、知ったかぶりをしたり、ごまかしたりすること…

木村耕一
2か月前
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「なんでもないことを、心配していない?」心の中で、不安がふくらんでいったライオン…

 不安をあおる情報や、無責任な批判が、周りにあふれています。 「それが世間なんだから、な…

木村耕一
4か月前
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「自分らしさ」を大切にするほうが、幸せになれますよ。子イヌのまねをして、失敗した…

「あの人、うらやましいなあ」「自分はダメだな」と落ち込むことはありませんか。そんな時、ど…

木村耕一
5か月前
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自慢したら、ひどいめにあいますよ。クジャクの一言に傷ついたツルは、猛然と攻撃して…

 何気なく言ったことが、相手を傷つけたり、怒らせたりすることが、よくあります。イソップは…

木村耕一
6か月前
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「何をやってもダメだ」それでも、カラスはあきらめなかった(イソップ物語)

「何をやってもダメだ」と、くじけそうになることはありませんか。あきらめる前に、『イソップ物語』を読んでみましょう。  カラスは、喉が渇いていました。  水を探して飛んでいると、大きなビンを見つけたのです。 「おや、あの中に水があるぞ」  早速、カラスは、ビンの口へ顔を入れましたが、くちばしが水まで届きません。  水は、ビンの半分くらいしか入っていないのです。  さて、どうするか。  カラスは、ビンを倒すことにしました。  あふれた水を飲む計画です。  まず、ビンに

時間が薬になるって、本当? 大声で泣きだしたキツネ(イソップ物語)

 時間が薬になるって、本当でしょうか? イソップが「時の流れに身を任せ……」と歌いながら…

木村耕一
9か月前
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他人に親切をすれば、いつか自分も助けてもらえる 〜池に落ちたアリ(イソップ物語)

「情けは人のためならず」ということわざがあります。  人に親切をすると、めぐりめぐって自…

木村耕一
10か月前
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後悔しないためのヒント 〜井戸へ飛び込んだヤギ(イソップ物語)

 人生は「やる」か、「やらない」か、選択の連続です。 「やらないで後悔するよりも、やって…

木村耕一
10か月前
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