漬物も低塩化が進んでいます。
梅干しは以前からお弁当などに入れられて、
抗菌効果もあり、とても重宝された食材でした。
しかしながら、近年、梅干しを含めた漬物は低塩化され、
調味液に漬けられる梅干し(法律上は「調味梅干し」)なども
腐ることがあるいうことです。
塩分の摂りすぎはもちろん良くありませんが、
低塩化された漬物は、保存性は高くありません。
きちんと冷蔵保管をして、早めに食べ切ることが大切です。
食品が「腐る」「腐らない」という基準は、
水分量であったり、塩分濃度、そして使われている材料によります。
「漬物は保存食品」
と言われてきましたが、近年の漬物は低塩化が進み、
たくあん漬けでも近年では3〜5%程度のものが標準です。
そのため、市販されている漬物は袋に真空パックされてから
熱や蒸気を当てて殺菌して流通しているため、
未開封であれば常温でも数ヶ月の賞味期限が設定されています。
ただ、低塩のため、開封後は冷蔵庫に保管して、
賞味期限の記載に関わらず、早めに食べ切るようにしましょう。
特に保存料の添加されていない漬物も多くなっているので、
より注意が必要です。
もし、開封後に残りそうな場合は、細かく刻んでチャーハンの具など
料理の素材として早めに使い切るようにお願いします。
では、また明日。