当たり前からの脱却が漬物屋を救う?
漬物屋においてこれまで当たり前だったことを
当たり前でなくする商品が発売!
大根を燻したのちに、米ぬかと塩などで漬けるという
いぶりがっこも漬物の分類でいけばたくあんづけ。
沢庵漬けに限らず、野菜を塩等で漬けると浸透圧や
重しによって、野菜の水分が出てきます。
その水分は廃棄するのが漬物屋にとって当たり前でした。
実はこの水分は大根から滲み出たもので
一切水を加えてはいないと思います。
言い換えれば、貴重な大根のエキスとも言えるのではないでしょうか?
そのエキスを加工して出汁を作る、素晴らしいと思います。
しかも、一般小売り用ではなく、業務用として販売したところを
注目しています。
実は私のところでも、大根の漬け汁を利用した
浅漬けの素があります。
こちらは市販用に個包装しました。
リニューアルもありかなと思案中です。
このようなこれまでの当たり前をなくし、
有効活用できるよう、私も見習っていきたいと思います。
日本の素晴らしい漬物文化から生まれる
新商品、今後も期待してください。
では、また明日。