ぬか床には一体どのくらいの塩を足したら良いのでしょうか?
以前、ぬか床をだめにする理由の一つに
「塩不足」
がありますと書きました。
すると、
「一体どのくらいを足したら良いのでしょうか?」
という質問をいただきました。
漬かり良くなくなってしまったぬか床でしたら、
ぬか床1kgに対して、概ね大さじ1~2杯くらいは大丈夫と思います。
※塩はできれば、しっとりとしたタイプ(天日塩や並塩など)を
選んでくださいね。
ぬか床をほんの少しつまんで味見して
塩味が少しする程度まで足してください。
もし、今からぬか床を始められるという方であれば
初めて使う際に、ぬか床を少し味見して
どのくらいの塩分かを確認しておくことを
おすすめします。
また、こうして塩分が薄まるのを防き、
予め少し水分を抜く意味で、
野菜を軽く塩もみしてからぬか床に入れる、
ということをする方もいらっしゃいます。
ただ、どのくらいの塩で何分くらいしたらよいのか?
というのはまた別の機会に書きますね。
最初に塩を足しつつ、野菜の水分を抜いてぬか床に入れるのか、
使いながら塩が薄くなったら塩を足し、
水っぽくなったらぬかを足していくのか、
という違いなのでお好きな方で良いと思います。
あまり最初のハードルを上げたくないという意味で
これまでも、これからも、
そのまま野菜を入れるということを初めての方には
推奨して行く予定です。
ぬか床自体が塩分不足にならない適塩を保ち、
野菜を入れる時間や食べる量で
適塩の摂取量を守りましょう。
一緒に、ぬか床のある丁寧な生活を楽しみましょう。
今日もありがとうございました。