見出し画像

熟成ぬか床と言っても、さまざまな商品が販売されていますね!

Yahoo!ニュースから。

自宅でぬか漬けを食べたいと思ってから、実際にぬか漬けを食べられるまでは、その熟成ぬか床づくりが大変でした。

<一般的な熟成ぬか床の作り方>
米ぬか、塩等の材料を混ぜ合わせ、塩水を入れて、さらによく混ぜる→捨て野菜を入れる→良くかき混ぜるを繰り返す→数週間して匂いが徐々に変化してくる→良い香になったら出来上がり



今では、すでに熟成発酵させたすぐに使えるぬか床がうちも含めて、各メーカーさんから販売されています。

量目や包装形態も様々でご自分の生活スタイルに合わせたぬか床を選ぶことで毎日手軽にぬか漬けライフを楽しむことが可能になりました。


便利な世の中になって、うれしいですね♪



ただこの記事のぬか床選びについて一点だけ、


発酵を手伝う成分として、「酒精」が挙げられるていますが、私の見解では、食品添加物の一つで、


酒精=発酵アルコール


です。


主に、発酵を抑えてガスの発生を防ぐために使われているものです。


これらのぬか床でなぜ酒精が使われているのかというと、ガスが発生すると包装容器内(袋)が膨張して破裂してしまうのを防ぐためではないかと思われます。


乳酸菌が生きている状態だと、温度帯によって活動量が変わり、味も変化していきます。

乳酸菌はもちろん生きている方が良いと思いますが、私どもでは、品質を一定に保つためにあえてぬか床を包装後に殺菌工程を加えて、食品素材のみで製造しています。


この工程によって、乳酸菌は一旦死滅してしまいますが、実は死滅した菌も腸内で大切な役割を果たすとされているのも良く知られています。

また、味の面でもこれまで積み上げて来た発酵の旨味は消えることなく、そのまましっかり残っています。

開封して野菜を入れれば乳酸菌がまた活動を始め、元気な乳酸菌の育成にも大切な役割を果たしてくれます。



私は乳酸菌が生まれる熟成過程が大切と思っていますので、天然の成分のみで作るこちらの工程を選んでいます。



どちらにしても、いろいろなぬか床が販売されてるということは、使う側にとって選択肢が増えてうれしいですね!



では、また明日!


※今日の記事で、もし間違っているよ、というご指摘がございましたら、私の知識不足、勉強不足ですのでぜひ指摘をお願いします。よろしくお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?